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セロリ畑、病害虫が少ないです


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セロリの葉と花


arrow46-011.gif栽培ポイント
1.育苗中は寒冷紗をかけて涼しく育てます
2.乾燥は禁物です。高温期は水やりもします
3.肥料切れしないように少量を何度も施します


セロリ(celery)が日本に入ってきたのは意外と古く、
16世紀に「清正ニンジン」としてでした。
しかし、一般的に食べられるようになったのは、
第二次世界大戦後です。

欧米ではブーケガルニに向く品種もポピュラーですが、
日本では生食に向く、香りも味もあっさりした、
淡緑種が主流です。


■品種

大株で低温に強いコーネル系の品種が作られています。
家庭菜園では、やや小型の「トップセラー」がよいでしょう。

葉柄が太く肉厚で、食味の良い「コーネル619号」も、
作りやすい品種です。

また、初心者でも栽培しやすい品種には、
タネまきから75日ほどで収穫可能な、
ミニセロリの「ミニホワイト」があります。


■栽培管理

セロリは冷涼な気候を好み、生育適温は15〜21℃です。
低温や高温にも耐えるほうですが、
25℃以上になると株が弱ります。

また、一度低温にあった後、高温・長日になると、
とう立ちしてしまうので、
春まきより夏まきの方が簡単です。

乾燥を嫌い、肥料切れになると茎が伸びません。

・タネまき
5月〜6月、市販の園芸培養土に、
タネをばらまきして、薄く覆土します。
水やりをしたら新聞紙をかけ、
乾かさないように管理します。

発芽までに10日程度かかります。

・育苗
本葉が出たら株間1cmに間引きます。
本葉2〜3枚になったら、5号ポットに植え付けます。
15cm間隔で植え広げてもかまいません。

ポットを並べて寒冷紗の日よけをかけて、
暑さを避けるようにします。

・植え場所
セロリは水はけ、水もちのよい肥沃な場所を好みます。
植え付け2週間前に、1u当たり苦土石灰を2握り施して、
良く耕します。

1週間前に元肥として、
堆肥バケツ1杯、鶏糞500gを施してよく耕し、
幅60cmのベッド畝を作ります。

・植え付け
本葉7〜8枚に育った8月下旬〜9月中旬、
株間40cm(トップセラーは30cm)で、
深植えにならないように植え付け、
根づくまでは水やりと遮光をします。

土が適度に湿っている環境でよく生育するので、
ポリマルチか敷きわらをして乾燥を抑えます。
雨のはね返りによる病害虫の発生も抑えられます。

・追肥
植え付け20日ごろから1週間毎に2〜3回、
500倍の液体肥料を施し、肥料切れしないようにします。

・水やり
セロリには乾燥は禁物です。
高温期には水やりをして、水切れにならないよう注意します。


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セロリの浅漬け、ピクルスもおいしいです


■収穫

株元から出てくるわき芽は、
随時付け根からかきとって、利用します。

植え付け60〜70日で、葉につやが出てきたら
根ごと引き抜いて収穫します。

早めに収穫するのがコツです。
収穫が遅れると”す”が入っておいしくなくなります。

筋っぽさが気になるときは、新聞紙などで覆って
光を当てないようにして軟化させますが、
栄養価は低くなります。


■病害虫

アブラムシは見つけ次第、捕殺します。

軟腐病やモザイク病は、清潔な土と過湿を避けることで、
発生を抑えます。

また、連作障害を避けるため、
セリ科の作物の後には植えないようにします。

■セロリのわかりやすい育て方
・スープセロリの育て方|半日陰で栽培するとやわらかい茎葉に
・セロリの育て方|肥料を多めに施すのが栽培の基本
・セロリのプランター栽培|深めの大鉢でも大株に育ちます
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