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オクラの美しい開花です


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オクラ畑


arrow46-011.gif栽培ポイント
1.熱帯性なので、気温が安定してからタネまきします
2.タネは1晩水につけてからまきます
3.根が直根なので、肥沃地を選びます


オクラは花の形でわかるように、
ハイビスカスの仲間で熱帯性の野菜です。

10度以下の低温では生育が停止し、
葉が落ちたりすることもあります。
オクラの失敗で最も多いのが、早く植えすぎたり、
苗が低温にあって伸びなかったり枯れたりすることです。

水切れと勘違いして水をやりすぎると、
地温が下がり、過湿で立ち枯れ病などが発生し、
さらに株を枯らしてしまいます。


■品種

形や色で、五角オクラ、丸オクラ、赤オクラなどに分けられます。

五角オクラは断面が五角で、一般的なオクラです。
作りやすい極早生種の「アーリーファイブ」、
さやの色が濃緑で肉質が柔らかい「グリーンソード」、
多く収量が多い「グリーンロケット」、
五角オクラの定番「ベターファイブ」などがあります。

丸オクラは角のないオクラです。
角オクラに比べると細長く、食べるとやわらかく、
ほんのりとした甘味があり、沖縄でよく食べられます。
柔らかさが特徴の「まるみちゃん」が、
栽培しやすくおすすめです。

赤オクラは、その名のとおり赤いオクラです。
ただし、茹でると深緑色に変化するため、
通常は生食で彩として利用されます。
「ベニー」などが、作りやすいでしょう。


■栽培管理

オクラは寒さに弱く、地温が20℃以下では発芽しません。
暖かくなって気温が安定するまで、ポリポットで育てます。
タネはかたいので、一晩水につけて発芽しやすくしておきます。

・タネまき
遅霜の心配がなくなるゴールデンウイークの頃、
直まきか3号ポットに2〜3粒まきます。

ポットごとビニールで覆って、日当たりの良い場所に置きます。
発芽後もビニールトンネルなど暖かい場所で、
本葉2〜3枚まで育てます。

・植え場所
土質は選びませんが、長く収穫するため、元肥は多くします。

植え付け2週間前に、
苦土石灰を1u当たり100gまいてよく耕します。
堆肥や腐葉土を1株当たり1〜2kg施します。
元肥のチッ素分が多いと、実つきが悪くなるので注意しましょう。

ポリマルチで地温を上げておくとよいでしょう。

・植え付け
50cm間隔でポット苗を植え付けます。
ポリマルチをしない場合は、敷きわらをします。

・追肥と土寄せ
開花が始まるのを目安に月2回、収穫が終わるまで畝肩に、
化成肥料を1uあたり1握り施し、軽く中耕、土寄せをします。
肥料切れにならないように気をつけます。

・水やり
発芽までは、乾燥させないように水やりしましょう。
植え付け後は、乾燥が激しい場合のみ、たっぷりと水やりします。


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オクラ、いよいよ収穫です


■収穫

タネまきから約2ヵ月後の、
6月下旬頃から開花が始まります。
花は早朝に咲いて午後にはしぼみ始めます。

夕方には小さなオクラができているのが見え、
3〜4日もすると4cmほどのさやになります。
これを朝のうちに摘み取り、収穫します。

収穫が遅れるとかたくなってしまうので、
とり遅れないようにします。

盛夏には生育が旺盛になるので、収穫のタイミングを逃すと、
あっという間に硬くなりすぎてしまいます。
収穫は9月末まで続きます。

オクラは間引かずに育てますが、最初の収穫をしたら、
1ヶ所に元気の良い1〜2株を残して他を地際で切り取ります。
また、さやより下に出ている葉も、かきとっておきます。


■病害虫

オクラには害虫はほとんどつかず、アブラムシがつく程度です。
見つけ次第、取り除きます。
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