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ネコブセンチュウに犯された根っこ


ニンジンの害虫としては、葉にはニンジンアブラムシ、
キアゲハ、プチヒゲカメムシキクキンウワバ(ヤガ類)、
などがつきます。

根への被害としては、ネコブセンチュウ、
ネグサレセンチュウ、クロモンシロハマキ、
ネキリムシ類などがあります。


ネコブセンチュウ被害防ぎ方

ニンジンの根にこぶができて肥大しない場合は、
ネコブセンチュウが原因と疑うのが良いです。
ネコブセンチュウはニンジンの代表的な害虫で、
1cm未満の小さな糸状の虫で、土壌中に生息しています。

野菜の根に食い込むように侵入し、養分を吸います。

ニンジンの場合は、根にこぶがたくさんできて、
股根となり、生育が阻害されるため、
根も肥大しなくなってしまいます。

主に根が被害を受けるため、株を引き抜くまで、
被害を受けていることが分からないことも多いのです。

他の害虫や病気が考えられない状況で、
朝夕は元気だった葉が、昼間になるとしおれてしまう
ような場合は、ネコブセンチュウが寄生している
可能性があります。

ネコブセンチュウが寄生した株は生育が悪く、
葉は黄色く色あせて伸びが悪くなるため、
よく観察しましょう。


ネコブセンチュウ防除法

ネコブセンチュウに寄生されてからでは、
防除は不可能なので、ネコブセンチュウが、
発生しやすい野菜などとの連作は避けます。

避けたほうが良い野菜は、キュウリなどのウリの仲間、
トマト、ニンジンです。

逆に、センチュウ類があまりつかない野菜を、
ニンジンの作付けの間に2〜3作輪作すると、
被害を防ぐことができます。


このような野菜には、ホウレンソウ、タマネギ、ラッキョウ、
レタス、ネギがあります。

発生を確実に抑えるためには、タネまき前に、
ボルテージ粒剤を土に混ぜて防除します。
ただし、薬剤防除は1作限りなので、
毎回薬剤防除を行うか、輪作をしましょう。
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