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ネコブセンチュウに犯された根っこ
ニンジンの害虫としては、葉にはニンジンアブラムシ、
キアゲハ、プチヒゲカメムシキクキンウワバ(ヤガ類)、
などがつきます。
根への被害としては、ネコブセンチュウ、
ネグサレセンチュウ、クロモンシロハマキ、
ネキリムシ類などがあります。
■ネコブセンチュウの被害の防ぎ方
ニンジンの根にこぶができて肥大しない場合は、
ネコブセンチュウが原因と疑うのが良いです。
ネコブセンチュウはニンジンの代表的な害虫で、
1cm未満の小さな糸状の虫で、土壌中に生息しています。
野菜の根に食い込むように侵入し、養分を吸います。
ニンジンの場合は、根にこぶがたくさんできて、
股根となり、生育が阻害されるため、
根も肥大しなくなってしまいます。
主に根が被害を受けるため、株を引き抜くまで、
被害を受けていることが分からないことも多いのです。
他の害虫や病気が考えられない状況で、
朝夕は元気だった葉が、昼間になるとしおれてしまう
ような場合は、ネコブセンチュウが寄生している
可能性があります。
ネコブセンチュウが寄生した株は生育が悪く、
葉は黄色く色あせて伸びが悪くなるため、
よく観察しましょう。
■ネコブセンチュウの防除法
ネコブセンチュウに寄生されてからでは、
防除は不可能なので、ネコブセンチュウが、
発生しやすい野菜などとの連作は避けます。
避けたほうが良い野菜は、キュウリなどのウリの仲間、
トマト、ニンジンです。
逆に、センチュウ類があまりつかない野菜を、
ニンジンの作付けの間に2〜3作輪作すると、
被害を防ぐことができます。
このような野菜には、ホウレンソウ、タマネギ、ラッキョウ、
レタス、ネギがあります。
発生を確実に抑えるためには、タネまき前に、
ボルテージ粒剤を土に混ぜて防除します。
ただし、薬剤防除は1作限りなので、
毎回薬剤防除を行うか、輪作をしましょう。
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