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タマネギ、家庭菜園のものはジューシーで甘いです


タマネギは、冬越しさせて栽培する代表的な野菜です。

タマネギには、ある一定以上の大きさになると、
寒さに反応して花芽分化する性質があります。
花芽分化してしまうと、ネギ坊主ができてしまいます。

しかし、苗が小さすぎると発育不足で、
今度は寒さで傷みやすくなってしまいます。

そのため、無事に冬越しさせてタマネギを収穫するには、
苗の質が非常に重要になってきます。 



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タマネギの収穫、嬉しいです!


タマネギタネまきからの栽培コツ

家庭菜園でのタマネギの栽培は、
11月頃に園芸店などで出回る苗を購入し
菜園に植え付けることが多いと思いますが、
タネからでも栽培できます。

タマネギは冷涼な気候を好み、生育適温は20℃前後です。
また、15〜25℃で日が長くなると茎の付け根が肥大してきます。
さらに、13℃以下の低温にあうと花芽分化し、
長日・高温化でトウ立ちします。

そのため、9月にタネまきをし、
翌年の5月〜6月中には収穫するのが一般的です。

・タネまき
早生種は9月上旬、中性種や晩生種は9月下旬に、
タネをまきます。

日当たり、水はけ、水もちのよい苗床に、
8cm間隔でまき溝をつけて、筋まきにします。
薄く覆土してたっぷり水やりをしたら、
湿った新聞紙などで覆うか、敷きわらをして、
発芽まで乾かないようにします。

・間引き
子葉が開いたら間引き始めます。
本葉3〜4枚で株間3cmくらいになるようにします。

乾かしすぎないように管理し、土入れ、
土寄せをしながら苗を育て、
タネまきから約60日後、草丈20〜25cm、
茎の太さ6〜8mmの苗に育ったら、定植します。

このときの苗の大きさが、
良いタマネギを
育てるための重要なポイントです。


草丈が短かかったり、基部が膨らんだ苗、
ひょろひょろとした徒長苗、8mm以上の
太い苗は避けます。

細い苗だと寒さで傷みやすいですし、
太すぎる苗だと寒さにあって花芽分化し、
ネギ坊主ができてしまいます。

タネを早まきすると苗が太くなりがちですので、
タネまき適期を守りましょう。


タマネギ植え付けコツ

たとえよい苗でも、植え付け時期が早すぎると
春にとう立ちしてしまうので、
植え付け時期にも注意します。
関東地方は11月中旬が植え付け適期です。

植え場所には、植え付け2週間前に、
あらかじめ苦土石灰を1uあたり2握りまき、
よく耕しておきます。

1週間前になったら、溝を掘って1uあたり、
堆肥をバケツ1杯と、化成肥料を2握り施して埋め戻し、
幅60cmのベッド畝を作っておきます。

条間20〜25cm、株間15cmで苗を差し込み、
根が見えなくなる程度に植え付けます。

このとき、畑が乾いていたら、
事前に水やりをしておくことが、
植え付けのもっとも大切なコツです。


植え付けたら、根元をしっかり押さえて、
根に土をしっかりなじませておくのもポイントです。

■参考
・タマネギの育て方|良い苗を選んで大きく栽培!
・タマネギのプランター栽培|良苗をび大玉を栽培できます