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用土などの袋栽培でネギも育てられます


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ネギ坊主


根深ネギはプランター栽培はできませんが、
葉ネギなら手軽にプランター栽培で、
元気に育てることができます。

小ネギ、中ネギ、干しネギ栽培で、
年間を通して収穫できます。


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ネギのプランター栽培も育てやすいです。


■栽培管理

・容器
標準プランターでよくできます。
鍋用などのために大株を育てたい場合は、
大型の容器を使うか、小型の容器でも、
株間を広く取って栽培すると良いでしょう。

・用土
土は標準のものや古土でもよくできますが、
酸性土に弱いので、古土を使用する場合は、
苦土石灰を標準プランターあたり20g入れて、
酸度を調整します。

・品種
細ネギは耐暑・耐病性のある夏向きの「小夏」が、
秋から春どりは「小春」が、太ネギは「九条太葱」
「浅黄系九条葱」などが良いでしょう。


・管理
ネギは寒さに強いですが、冬は生育が鈍くなります。
真冬でもやわらかく、新鮮な葉ネギを収穫したい場合は、
11月下旬からビニルトンネルをかけて
保温すると良いでしょう。

・肥料
発芽後に元肥を、以後20日おきに追肥か、
週に2回液肥を施します。

ネギは浅根なので、肥料焼けしないように、
緩効性化成肥料を使用します。

標準プランターなら20g、
菜園プランターや発泡スチロール箱なら、
40gを目安とします。

・水やり
葉を順調に生育させ、長く摘み取り収穫ができるよう、
株を長持ちさせるには、肥料はもちろんですが、
水も重要です。

水切れしないように、毎日水やりをします。


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小ネギ、間引きながら使えて便利です


《小ネギ》
小ネギは、タネまきから60日前後で収穫する、
短期栽培です。

3月〜5月か、8月下旬〜9月の、
冷涼な時期のタネまきが、育てやすくておすすめです。
3月にタネをまいた場合は、3月いっぱいは、
ビニルトンネルで保温します。

標準プランターに0.5cm間隔くらいで2条に条まきし、
発芽したら株間2cm前後になるように間引きします。

本葉が5〜6枚、草丈30cm前後になったら、
必要な分だけ根元から引き抜いて収穫します。

1ヶ月ごとに時差まきすれば、
常に小ネギを収穫することができます。

株元と葉を1〜2本残して摘み取り、
葉を何度も再生させて収穫することも可能です。


《中ネギ》
中ネギ栽培は、小ネギを長期栽培し、
大株に育てて摘み取り収穫する方法です。
小ネギより葉が太く、株も大きくなるので、
再生力も強くなり、長期間収穫できます。

中ネギ栽培の場合は、6月に小ネギ同様にタネまきします。
小ネギ同様間引きながら育て、8月、本葉4〜5本の頃、
株間13cmで定植し、株が十分に育つ10月後半まで、
そのまま収穫せずに育てます。

小ネギ用に育てたものを、一部間引いて、
中ネギ用苗にしても良いでしょう。

収穫は、1本当たり最低でも生長点から2枚の葉を残し、
使う分だけ下葉から摘み取り収穫します。

中ネギは、このように摘み取り収穫をすると、
根元からたくさん分けつし、
何年も収穫し続けることができます。


《干しネギ》
園芸店などで干しネギ苗を購入するか、
春にまいた中ネギを7月に掘りあげて、
1ヶ月間干して苗にします。
前年から栽培している古株でもかまいません。

ネギは、株を干すことで発根がよくなり、
大株に育ちます。

8月上旬〜9月上旬に、
葉を5cmくらい残して枯れた葉は切り取り、
株間6cmで定植します。

本葉5〜6枚、草丈60cmほどに生長したら、
地際から刈り取り収穫します。
再生力が旺盛なので、すぐに新しい葉が、
再生してきます。

下葉を数枚ずつ摘み取り収穫してもよいでしょう。

翌年の4月あたりになるとトウが立ち、
ネギ坊主がでてくるので、
摘み取って株の負担を少なくします。

翌年の6月下旬〜7月上旬に株を掘りあげ、
束ねて風通しのよい日陰につるして干し、
8月上中旬に再び株分けをして植え付けます。


■栽培管理

病気はあまり出ませんが、薄黒いカビが生えるべと病や、
斑点状に黒いカビが生える黒斑病が出たときは、
早めに病気の葉を切り取って、捨ててしまいます。