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ショウガ畑


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ショウガの収穫


arrow46-011.gif栽培ポイント
1.連作は避け、3〜4年はあけます
2.芽出しをしたタネショウガを浅植えします
3.乾燥しないように敷きわらをします


ショウガは日本ではおなじみの香辛料です。
漢方薬では胃腸の疾患に用いられます。
最近では、身体を温める作用があるので、
冷えやすい女性を中心に注目を集めています。

根ショウガとしては、
7月〜11月に出回る新ショウガと、
植えつけたタネショウガも、
ひねショウガとして利用されています。

葉ショウガとしては、谷中ショウガなどの、
軟化栽培した筆ショウガがあり、
生食や酢漬で食べられています。

ショウガは芽が出るのが遅く、
育ちもゆっくりですから、畑を有効に使うには、
他の野菜の畝の間に植えるとよいでしょう。


■品種

塊茎の大きさにより大ショウガ・中ショウガ・
小ショウガの3種があります。
最も一般的な大きさなのは中ショウガで、
500g前後ですが、家庭菜園には小ショウガが、
生育期間も短いのでおすすめです。

小ショウガには「谷中」「金時」などがあります。
中ショウガには「らくだ」「三州」などがあります。

大ショウガは主に漬物用に用いられるもので、
葉ショウガや筆ショウガには不向きです。
「近江」などがあります。

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ショウガ、採り立て、おいしそうです


■栽培管理

タネショウガを植え付け、葉ショウガ、根ショウガと、
用途に合わせて収穫します。

乾燥と過湿に弱いので、注意します。


・芽出し
3月下旬ごろ、タネショウガを購入し、
3芽つけて60gくらいに切り分け、
2〜3日乾燥させます。

発芽温度が高いので、箱や鉢に、
腐葉土7:赤土3の割合で用土を入れ、
タネショウガを隠すように3〜5cm覆土をして、
暖かい場所で1ヶ月ほど発芽を待ちます。

・植え場所
ショウガは連作を嫌うので、前作から3〜4年あけ、
水はけ、水もちのよい肥沃な場所をよく耕します。

植え付け2週間前までに苦土石灰をまいて、
すき込んでおきます。

タネショウガは芽が5〜6葉になるまで、
生育するのに必要な養分を蓄えているので、
植え付け1週間前に元肥として、
堆肥と軽く化成肥料を施し、間土をします。

・植え付け
5月中旬ごろ、芽が7〜8cmに伸びた、
タネショウガを30cm間隔で間土の上に置き、
5cmほど土を戻して芽を地上部に出します。
深植えにしないようにします。

ポリマルチをすると乾燥が抑えられます。
植え付け場所の部分は、
指で破るかカッターで切り取ります。

・追肥と敷きわら
最初の追肥は主茎が5〜6葉のときに行います。
以後、2週間間隔で株の両サイドに、
1uあたり2〜3握りの化成肥料を、
追肥、中耕、土寄せを計3回行います。

梅雨が明けたら、乾燥を抑えるために、
敷きわらをします。

・水やり
夏に葉が黄色くなるのは、
水切れが原因のことが多いので、
水やりをしてみます。


■収穫

夏になり、根元付近が赤くなったら葉ショウガとして、
収穫できます。

そのまま葉が黄色くなるまで根を肥大させると、
新ショウガが収穫できます。
遅くとも、霜が降りる前までには収穫を終わらせます。


■病害虫

アメノメイガやネキリムシの防除をします。