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ジャガイモ、容器栽培でも立派に育ちます


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ジャガイモ、プランターで栽培


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ジャガイモの発芽


ジャガイモはコツさえつかめば、
プランターやトロ箱栽培でも、
大きなイモを栽培することができます。

スーパーで購入する食用のジャガイモは、
ウイルス病にかかっていることが多いので、
必ずタネイモ用のイモを買います。


■栽培管理

・容器
土量が多いほど良くできます。
収穫量は土の量に比例すると言ってもいいぐらいです。

標準プランターでは土量が少なく、
収量が少なくなってしまうので、
深型菜園プランター以上のプランターや、
発泡スチロール箱、土のう袋などがお勧めです。

土のう袋なら1株、
発泡スチロール箱や深型菜園プランターなら2株、
ジャンボプランターなら3株とします。

標準プランターで栽培する場合は、
株数を減らして1株で栽培します。

・用土
標準の用土でよくできます。
弱酸性土を好むので、石灰は入れません。

連作を嫌うので、なるべく新しい土を使います。
古土を使う場合は、2〜3年ナス科の植物を、
栽培していない土にします。

元肥は、土のう袋なら20g、
発泡スチロール箱なら50g、
深型菜園プランターなら60g、
ジャンボプランターなら70gを目安にします。

・タネイモ
ウイルスに侵されていない、種苗検定済の、
無菌のタネイモを購入します。

タネイモの大きさは30〜40gが目安です。
大きいイモは、芽がたくさんあるほうを上、
へこんだへそのある方を下にして、
縦に2〜4ツ切りにします。
芽が平均して付くようにします。

タネイモを切ったら切り口を陰干しして乾かします。
春作の場合は、切り口を乾かさずに、
すぐに植え付けてもかまいません。

タネイモには、春作用と秋作用があります。
春作は、早生の「男爵」、中生の「メークイン」、
秋作は、「デジマ」「セトユタカ」「ワセジロ」、
晩生で皮が赤い「レッドムーン」などが、
育てやすいでしょう。

・植え付け
春作は3月中旬、秋作は8月下旬が植え付け時期です。
秋作は暖地向けですが、
暑い時期に植え付けるため、
腐敗や病気も多いので、
初心者のうちは育てやすい、
春作が良いでしょう。

春作の場合は、切り口を下にして、
深さ6cmに植え付けます。

秋作の場合は、夕方地温が下がったころ、
切り口を上にして、深さ4cmに植え付けます。
秋作は植え付けの後、地温が上がらないように、
麦わらや刈草、落ち葉などを土の表面に敷きます。

・芽かきと土寄せ
草丈が15cmくらいになったら、
1株1〜2本に芽かきします。
タネイモごと抜かないように、
残す茎を左手でしっかり押さえ、
間引く茎を右手で横に引っ張り、
タネイモから外します。

新イモはタネイモの上のほうにできるので、
芽かき後、株元に高さ3〜4cmくらいになるよう、
厚く土寄せします。

これは、ジャガイモは日光に当たると緑化し、
有毒なソラニンという物質ができるので、
露出を避けるためです。

・追肥と土寄せ
追肥は、植え付け後50日前後を目安に、
草丈が20〜30cmくらいのときに1回だけ、
状溝に施します。

肥料に当たるとイモが腐るので、
緩効性化成肥料を使用し、
絶対に株元に施さないようにします。

追肥後、2回目の土寄せを行います。

・水やり
基本は1日1回ですが、
過湿になるとイモが腐ったり、
病気になりやすくなるため、
土が白くなってから水やりをします。


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ジャガイモの花、品種によって白、紫などが咲きます


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ジャガイモの収穫です


■収穫

ジャガイモは、品種により収穫時期が異なります。
春作の場合、男爵などの早生種は6月中旬、
メークインなどの中生種は7月上旬が収穫適期です。
購入時に確認しておきましょう。

いずれも葉が黄色くなり、
葉が枯れ始めたころが掘り時です。
早掘すると、まだイモが水っぽいです。

掘るときは、イモを傷つけないように注意しましょう。
傷が付いたイモは腐りやすくなります。


■病害虫

ジャガイモには、一夜で枯れてしまう疫病が出やすく、
しかもかかってしまうと手の施しようがありません。
生育中期からジマンダイセン水和剤の600倍を、
10日おきに2〜3回集中的に予防散布します。

害虫のテントウムシダマシは葉を食い荒らすので、
見つけたらディプテレックスの粉剤や乳剤を散布します。

どちらも収穫の14日前までに、散布を切り上げます。