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サトイモ畑、緑が美しいです


arrow46-011.gif栽培ポイント
1.収穫まで半年以上かかるので栽培計画を立てます
2.水はけの良い場所を選びます
3.連作は避け、4〜5年はあけます


サトイモ(里芋)は、栽培時間はかかりますが、
意外と手間いらずで、たくさんの収穫ができとても楽しめます。 



■品種

食べる部位で分けると、子イモ用としては
「石川早生」「土垂」、親イモ用には「八ツ頭」、
親子兼用では「赤芽大吉(セレベス)」が一般的です。

子イモ用種は青茎ですが、
親イモ用や兼用種の赤茎はズイキと呼ばれ、
食べることができます。
お味噌汁などにするとおいしいです。


■栽培管理

タネイモの植え付けは4〜5月です。
高温を好む植物ですから、
25〜30℃くらいで日当たりが良いと良く育ちます。

葉が大きい割に根が浅く張るので、
水切れしないように、乾燥させずに育てることがポイントです。

・植え場所
水はけが良ければ土質は選びませんが、
砂質土など乾きやすい場合は水やりをし、
敷きわらなどで乾燥を抑えます。

乾燥が苦手ですので、湿気のある場所で、
半日くらい日が当たる場所が良いでしょう。

90cm幅の畝に15cmの深さで植え溝を掘り、
元肥として堆肥と骨粉など有機質肥料を、
1株あたり2握り施し、2〜3cmの厚さで、
間土を入れます。

*間土:根が直接肥料などにふれないように、
緩衝役を果す土をあらかじめかぶせておくこと。

・植え付け
桜前線を目安に植え付けます。
タネイモは、ふっくらとして芽が痛んでいない、
中身が充実しているものを選びます。

タネイモは、丸い芽の方を上にし、とがった方を
差し込むように30cm間隔に置き、
芽から5〜6cm上まで土をかけて水やりをします。

発芽温度が25〜30℃と高いので、
畝全体をポリシートなどで覆い、
地温を高めて発芽を促します。

2〜3週間で芽が出てきたら、その部分のシートを、
カッターなどで切るか、指で破きます。

本葉が出たら、シートは外します。

・芽出し植え
地温が低いときは箱植えにし、
芽出ししてから植え付けた方が良いでしょう。

ビニールやガラス板をかぶせて保温し、
日中は日当たりの良いところに出して、
夜は室内に取り込みます。

本葉3枚まで育てたら、植え付けます。


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サトイモの発芽と植え付けです


・追肥と土寄せ
発芽して3週間以降と、それから1ヵ月後(梅雨明け前)に、
追肥をします。

株のまわりに油かすや化成肥料などを、
1株あたり1握りずつ施し、中耕します。

その後、子イモが出ないように土寄せをします。
土寄せは、1回目は5cm、2回目は10cm程度とします。

・敷きわら
梅雨が明けると大きな葉がたくさん出てきます。
サトイモは根が浅いため、夏の高温の乾燥に備え、
水切れしないように敷きわらをするとよいでしょう。

・水やり夏に乾燥が続くときは、じゅうぶんに水やりしてあげます。


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サトイモの収穫


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自家製野菜で筑前煮はぜいたくな味です


■収穫

初霜の頃、晴れた日を選んで掘り上げます。
茎葉を根際で切り取り、スコップでまわりの土を掘り出して、
収穫します。

子イモを一つずつ外し、泥つきのまま、
風通しのよい場所で陰干しをします。

貯蔵する場合は、排水のよい土中で行います。
水はけのよい畑に穴を掘り、親株に子・孫イモを付けたまま、
逆さに積み重ね、ワラを敷いて土を盛ります。


■病害虫

食害するセスジスズメは見つけ次第捕殺します。

ハスモンヨトウは、若齢幼虫期に、
エルサン乳剤を散布します。

アブラムシやハダニ、汚点病やモザイク病、
軟腐病の影響は、特に心配いりません。

■サトイモのわかりやすい育て方
・サトイモの種類と特徴
・サトイモのタネイモが、なかなか発芽しない理由は?
・サトイモの育て方|栽培期間は長いが手間いらずで簡単です!
・サトイモの収穫は?
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・ハスモンヨトウ、ワタアブラムシ、セスジスズメの害(写真有)
・サトイモのプランター栽培|追肥 土寄せ 水やりがコツ