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採りたてのニンニクは、まろやかで味わいが深いです


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ニンニク畑


arrow46-011.gif栽培ポイント
1.植え付け適期を逃さないようにします
2.土作りをしっかりとします
3.摘蕾をして十分に肥大させます


ニンニクはユリ科の植物で、
タマネギやラッキョウと同じ仲間です。

栽培は意外と簡単で、秋に植え付けてしまえば、
特に手入れも必要がないくらいです。
ただし、スタミナ野菜の筆頭である、
その豊富な栄養を蓄えるため、栽培期間は長いです。

「ニンニクの芽」として売られている商品は、
とう立ちしたニンニクの茎です。

特に手入れも必要ないニンニク栽培の中で、
必ずしなければならないのが摘蕾ですが、
折り取った茎は「ニンニクの芽」として、
利用できるので、無駄がありません。


■品種

大別すると、普通のニンニク、
鱗片が大きく数の少ない大ニンニク、
葉を食用にする芽ニンニクなどに分けられます。

関東以南の暖地系品種(壱州早生等)と、
東北の寒地系品種(ホワイト六片等)があるので、
地域に合った品種を選びます。

最近見かける無臭ニンニクは、
長ネギに似たヨーロッパの野菜、
リーキを1年栽培し、太らせた球根です。

ニンニクと同様に利用されますが、
ニンニクほど、強いにおいはありません。
育て方はニンニクと同じです。

種ニンニクは、8月中旬頃から園芸店に
出回るものを買い求めます。

スーパーなどで売られているニンニクは、
発芽抑制をしているため、種ニンニクを
購入したほうが良いでしょう。


■栽培管理

ニンニクは長い期間育てる野菜なので、
土作りが、とても大切です。
ふかふかになるくらい、良く耕しておきます。

・まき場所
日当たりと風通しのよい場所を選びます。
ユリ科の植物を2〜3年は植えていない場所にします。

少なくとも植え付け2週間前に、
1u当たり苦土石灰を1握りまいて耕しておきます。

1週間前になったら、1u当たり化成肥料を1握り、
ばらまいて深く耕します。

列間20cmで、幅・深さとも20cmの溝を掘ります。
溝の長さ3mあたり堆肥を5Lと化成肥料を2握り施し、
掘り出した土を半分戻して混ぜ、残った土を戻して、
平らにならします。

・植え付け
9月中旬〜下旬に植え付けます。
植え付けが遅れると生育も遅れ、
春になっても肥大しにくくなるので、
植え遅れのないようにしましょう。

大ニンニクは15cm間隔、普通のニンニクは10cm間隔、
芽ニンニクは5cm間隔に植え付けます。

種ニンニクは皮をむき、一片一片に分けて、
芽を上にして4〜5cm深さで植え付けます。

・追肥と土寄せ
植え付け1ヵ月後に、1u当たり化成肥料を1握り、
列間にばらまいて施します。

1月中旬になったら、列間に米ぬかをどんぶり2杯と、
草木灰を2握り施し、軽く土をかけておきます。

3月中旬には、化成肥料を2握りずつ列間に施し、
軽く土を寄せておきます。

・摘蕾
4月中旬〜5月中旬になると、茎が伸びて、
その先にネギぼうずのような花をつけますが、
鱗茎(食べる部分)に養分を行き渡らせるため、
摘蕾をします。

大ニンニクは茎が育ち花が咲く前に、
普通のニンニクは茎が育ちきった頃に摘み取ります。
ハサミで切りとってもいいですし、
引き抜くこともできます。

摘み取った茎は、「ニンニクの芽」として、
炒め物などにして食べるとおいしいです。


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採りたてのニンニクは、しょうゆ漬けにしておくと料理に便利です


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ニンニクを効かしたラーメン、おいしいですね


■収穫

6月中旬〜7月上旬頃、肥大したものから抜き取ります。
乾燥して保存する場合は、葉が枯れてから抜き取ります。
抜き取ったニンニクは、8〜10個ずつ1束にして、
風通しのよい日陰でつるし干しして保存します。

芽ニンニクは12月上旬〜3月下旬頃、
茎丈10cmぐらいで抜き取って、葉を利用します。


■病害虫

ほとんど心配はありません。