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ニガウリの緑のカーテン、きれいで涼しいです


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ニガウリの花たち


arrow46-011.gif栽培ポイント
1.タネまきは、十分暖かくなってから行います
2.つるを誘引して風通しをよくします
3.収穫が遅れないようにします


ニガウリはレイシ、ゴーヤーともよばれ、
以前は沖縄や九州でしか栽培されていませんでしたが、
最近では本州でも栽培が盛んになり、
特に近年は”緑のカーテン”として注目を集めています。

ビタミンやミネラル類を豊富に含んでおり、
特有の苦味成分には、血糖値や血圧を、
下げる効果があるとされています。


■品種

「宮崎みどり」「宮崎こいみどり」「汐風」「群星」などが、
よく育てられています。

白い品種もあります。


■栽培管理

ニガウリの性質は強健で、高温乾燥に強く、
日あたりと風通しが避ければよく育ちます。

・まき場所
ニガウリは連作障害が起きるため、
3〜4年は同じウリ科の野菜を、
栽培していない場所を選びます。

ニガウリの発芽適温は25〜28度と高いので、
遅霜の心配がなくなる4月中旬〜5月上旬に、
栽培の準備をします。

幅1mの畝に株間60cmで、直径30cm、
深さ30cmの穴を掘り、1穴あたり堆肥バケツ1杯、
油かすと化成肥料各1握りを入れ、
中の土と混ぜてから、掘った土を戻して盛り上げます。

・タネまき
3粒ずつまいて1cm覆土します。
タネは、一晩水に浸けておくと発芽しやすくなります。

小規模で栽培する場合は、
接ぎ木苗を購入すると、
病気にかかりにくく育てやすいです。

・間引きと摘芯
本葉が4〜5枚になるまでに、
元気のよい1本に間引きます。

同時に親づるの芯を止め、子づるを伸ばします。
子づるからのびる孫づるも伸ばします。

緑のカーテンにする場合は、子づるも摘心します。
子づるが伸びてきたら、子づるも摘心して、
つるを横に伸ばすようにします。

夏になると上のほうは勝手につるを出すので、
最初は、下のほうで葉を茂らすようにします。

・支柱立て
子づるとそこから伸びる孫づるを、
支柱やネットに誘引して止めます。

フェンスを使用して這わせたり、棚づくりにしたり、
ネットを張って緑のカーテンにしたりします。

誘引するときは、なるべく葉と葉が重ならないようにして、
風通しが良くなるようにしましょう。

・追肥と土寄せ
子づるが出たら、成長の様子を見て1〜2回、
株元に化成肥料を施します。

実が多いときも1握りほどまいて土寄せします。
多肥にする必要はありません。


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ニガウリの実が熟しすぎると裂果します


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自家製ニガウリのゴーヤチャンプルは、一味違います♪


■収穫

ニガウリは雄花と雌花がある雌雄異花です。
露地植えなら何もしなくても昆虫が受粉してくれるため、
特に人工授粉は必要ありません。

開花後、15〜20日たったら、
まだ緑の未熟果を収穫します。
果皮のいぼがふくらんでくるのを目安にします。

収穫が遅れると、だいだい色になって果皮が裂け、
種子が出てきます。
タネの周りの赤い果肉は食べられ、甘い味がしますが、
栄養価は半減してしまっています。

実のほかにも、新しい茎葉もゆでて食べられます。


■病虫害

病害虫には強いほうです。
アブラムシなどの発生があったら、
見つけ次第除去する程度で大丈夫です。