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メロンはあんどん作りでも楽しめます


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メロン着果後、吊るして落ちないようにしています


メロンも鉢やプランターで栽培できるって、
ご存知でしたか?
ネットメロンは温室栽培が知られていますが、
品種改良によって露地栽培でも、
栽培しやすいメロンが登場してきました。

とはいえ、管理作業が多く、病害虫も多いので、
栽培は、難易度が多少高いです。


■栽培管理

・容器
できれば根がたくさん張れる土量の多い、
深型・大型の容器が向いています。

15℃以下では生育不能なほど高温を好むので、
日当たりのよい場所で管理します。

・用土
メロンの根は酸素を要求するので、
標準の土に粗い腐葉土やよく熟した堆肥を、
混ぜて使います。

・苗選び
メロンは低温では生育不良になるため、
タネまき後保温が必要だったりするので、
市販の苗を購入すると良いでしょう。

双葉が付いていて、がっちりしている、
健康な苗を選びます。
できれば耐病性のある接木苗が良いでしょう。

緑肉種は「パンナ」、赤肉種は「レノン」、
ミニメロンの「かわい〜ナ」などがオススメです。

・定植
4月下旬に定植します。
株間23cmにして、サイドに溝を作り、
カマボコ型にして植え付けます。

メロンは低温では成長しないため、
5月上旬まではビニルトンネルで保温します。

・肥料
定植時に元肥を施し、以後20日ごとに
3〜4回追肥します。

標準プランターで20g、
深型プランターや発泡スチロール箱で40g、
ジャンボプランターで60gを目安とします。

・水やり
メロンは株元が過湿になると、
ツル割れ病などにかかりやすくなるので、
株元へ水やりせず、プランターの縁沿いの、
肥料用の溝に水やりします。

・整枝
親づるは本葉4〜5枚で摘芯し、子づるを2本伸ばします。
子づるは、11〜15節の雌花を結実させます。
10節までの孫づるは早めに摘みます。
受粉した節の孫づるだけは、2〜3枚葉を残します。

子づるは25節前後で摘芯します。
着果した節から上の孫づるも早めに摘み取りますが、
先端の1〜2本は放任して伸ばします。

地這い、立ち作り、どちらもできます。

地這いの場合はワラやすだれを敷いた上に、
つるを自然に這わせます。

スペースがない場合は、支柱を立てて、
まっすぐ上に誘引する立ち作りにします。
その場合、結実したら、落下を防ぐために、
ネットなどで果実をつるします。

・人工授粉
子づる1本に1果、株全体で2果だけ人工授粉します。

晴れた日の午前10時までに、
その日咲いた雄花の花粉を、
雌花のめしべ(柱頭)にこすりつけます。

受粉した日付をラベルに書いておくと、
収穫の目安になります。

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メロンの小さい品種が育てやすいです


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メロンの自家製はいとおしくおいしいです


■収穫

ネットメロンは受粉後50〜60日、
マクワウリやミニメロンは35〜40日で収穫できます。

品種ごとに完熟までの日数が異なるので、
苗の購入店などで確認しておきましょう。

収穫後、3〜4日常温で追熟させると、甘味が増します。


■病害虫

メロンは病気も虫もとても付きやすい植物です。

うどんこ病、つる割れ病は、
耐病性のある品種を選ぶことで、
対処します。

メロンは葉裏が真っ黒になるほど、
アブラムシに好かれるので、
早めに予防的に防除をしましょう。