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ピーマン、若採りして収穫量を増やせます


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トウガラシ、暑くなるほど元気いっぱいです


ピーマンやトウガラシは夏バテ知らずで、
盛夏でもなり続け、6月〜10月ごろまで、
5ヶ月間も収穫できます。

また、収穫が多いうえに樹が大きくならないので、
場所をとらず、誘引も数回ですむため管理が楽です。

パプリカやタカノツメ(唐辛子)も同じ仲間で、
栽培方法もほとんど同じです。


■栽培管理

・容器
8号鉢や標準プランターでもよくできますが、
晩秋まで長く育てるには、
深型標準プランター以上の、
深くて大きな容器がおすすめです。

特に、大きい種類のピーマンやパプリカは、
大きめが良いでしょう。
日当たりの良い場所で管理します。

・用土
標準のものでよく育ちます。

・育苗と苗の選び方
ピーマンは高温性で15度以下では、
生育がストップしてしまうため、
育苗には加温が必要です。

市販の苗を購入したほうが簡単です。

茎が太く、節間の詰まった苗を選びましょう。
病気に強い接木苗がおすすめです。

・定植
寒さに弱いので、定植は地温が十分に上がる、
5月上旬以降にします。

ピーマン類の根は繊細なので、
傷めないようにポットから根鉢を抜き、
根鉢を2cmほど外に出して浅く植え付け、
露出した根鉢に土を寄せて山型にし、
株の周囲に溝を作ります。

植え付け後すぐに仮支柱を斜めに挿して、
風で揺れないように固定します。

・支柱と誘引
仮支柱を立ててなるべく10日以内に、本支柱を立てます。
ピーマンやトウガラシはトマトのように大きくならないので、
1mほどの長さの支柱で十分です。

ぐらつかないようにがっちりと斜め支柱も組みます。
成長に合わせて誘引していきます。

・肥料
ピーマンは多肥を好みます。
元肥は定植時に、以後20日ごとに緩効性化成肥料を、
7回条溝施肥して追肥します。

標準プランターで20g、9,10号鉢で15g、
深型プランターや発泡スチロール箱で40gを目安にします。

夏場など、樹の勢いが少し衰えたようなときは、
早朝に1,000倍の液肥を葉の上からかけてやります。

・水やり
ピーマン類は乾燥に弱いため、水やりは毎日します。
盛夏は1日二回、周囲の溝に、排水溝から流れ出るまで
たっぷりとかけます。

乾燥させるとカルシウムが吸収できなくなり、
果実の尻が黒くなってしまう尻腐れが発生しやすくなります。

・整枝
3本仕立てにするため、1番花の下のわき芽2本を残し、
他の芽は早めにつみ取ります。

主枝と日本の側枝を、斜めに固定した支柱に
垂れないように誘引します。

これより上の側枝は、基本的に放任でかまいませんが、
混んで樹の内側に光が入らなくなってきたら、
適宜間引き剪定をします。

接木苗の場合は、台木から出る芽もつみます。


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5色トウガラシも美しいです


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ぺペロンチーノ、汗も吹き飛びます


■収穫

パプリカやタカノツメは、赤や黄色に着色し、
完熟してから収穫しますが、
緑果で収穫するピーマンは、
できるだけ若どりして樹に負担を、
かけないようにします。

若どりすると、収穫個数を多くすることができます。

収穫が終わったら株を抜き取り、葉を摘み取って、
だし汁と醤油、砂糖、みりんで甘辛く煮詰めると、
佃煮として食べることができます。
とくにタカノツメの佃煮は美味ですのでお勧めです。


■病害虫

連作障害対策さえすれば、
病害の心配はほとんどありません。

害虫は、ウイルス病を媒介する、
アブラムシに注意します。
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