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嫌われ役返上? ピーマンの初なりです


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トウガラシ、タカノツメ、色の変化も楽しめます


arrow46-011.gif栽培ポイント
1.連作や早植えを避けます
2.暖かく日当たりの良い場所に植えます
3.あらかじめ苦土石灰をまいて耕しておきます


ピーマンもトウガラシも同じ仲間です。
どちらも緑色の未熟果が熟すと赤や黄色に色づき、
熟し具合で甘味や辛味が変わります。

育て方は、ピーマン、パプリカもトウガラシも同じです。


■品種

・ピーマン 
 「京みどり」「エース」「翠玉2号」などがあります。
 完熟させてから収穫するパプリカには、
 「ソニアゴールド」「ソニアレッド」などがあります。

・トウガラシ
 通常”トウガラシ”というと、辛味が強い
 「タカノツメ(赤トウガラシ)」を指しますが、
 辛味が少ないもの、緑果を生食するものなど、
 様々な種類があるので、好みに応じて選びます。


■栽培管理

高温多湿で1日中日の当たる場所を好み、
多雨を嫌います。

植え付けさえうまくいけば病害虫は少なく、
育てやすい野菜の1つです。

・植え場所
水はけ、水もちのよい肥沃な場所に、
植え付け2週間前に苦土石灰をまいて、
耕しておきます。
土質はあまり選びません。

1週間前になったら30cmほどの深さで穴を掘り、
元肥として1株あたり堆肥と鶏ふんを各1kgと、
化成肥料を1握り施します。

株間は50cmくらいにします。
ポリマルチで地温を上げておくと、なお良いでしょう。

・苗の植え付け
発芽温度が25度以上と高いので、
家庭菜園では市販の苗を購入して植え付けます。

本葉7〜8枚でがっちりとした苗を選びます。
低温の時期に植えつけると失敗しやすいため、
5月下旬頃、気温が安定するまで、
暖かい場所でポットのまま育てます。

無風で暖かい日の日中、根鉢を崩さず、
株間50cmでやや浅植えに植え付けます。
短い支柱を立てておきましょう。

・追肥と敷きわら
植え付け後2〜3週間目から2〜3回、
2週間に一度、液体肥料を施します。

畝間を軽く中耕して土寄せをし、
マルチングしていない場合は、
乾燥防止と病害虫防除のため敷きわらをします。

透明ポリマルチの場合も、
梅雨明け後は根が焼けないよう、
株元に5cm以上敷きわらを行うと良いでしょう。

・水やり
ピーマンの根の範囲は比較的狭くて浅く、
乾燥に弱いので、水切れに注意します。
日照りが続いて、葉の緑が薄くなってきたら、
水切れを起こしています。


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ピーマンの花


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パプリカは、料理に活躍します


■収穫

緑色の未熟果を若どりする種類は、
ある程度の大きさで早めに採っていけば、
9月中旬くらいまで収穫できます。
開花後15〜20日で収穫できます。

パプリカは完熟するまで待ちますが、
普通のピーマンでもそのままにしておくと、
赤く色づいて甘くなります。
開花後50〜60日で着色、完熟します。

パプリカは、未熟果での収穫に比べると、
収穫果数が減るとともに、
奇形果の発生する率が高くなります。
奇形果になるおそれのある果が発生したら、
早めに摘果して株の負担を軽くしてやります。

タカノツメは完熟させて10月頃収穫し、
干して使います。


■病害虫

ピーマンやトウガラシはナス科の植物なので、
連作は禁物です。

最も心配される病気は、
アブラムシが媒介するモザイク病です。
植え付け時にオルトラン粒剤の土壌処理や、
シルバーポリフィルムでマルチングし、
アブラムシを避けると効果があります。

葉や実を食害するハスモンヨトウは、
幼虫の時期にPAPを散布します。

落果させるタバコガにはランネートが有効ですが、
被害果は早めに摘み取ります。

■ピーマンのわかりやすい育て方
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