
はじめは品質の良い培養土を使っていても、
野菜などを栽培するうちに質が落ちてきます。
有機物が分解されて土が細かくなって(単粒化)、
水はけや通気性が悪くなったり、
土が酸性化したりするためです。
しかし、古くなった土も再生させれば、
何回でも栽培に使えます。
毎年改良していけば、用土は何回でも使用できます。
ただし、連作を嫌う野菜は、同じ用土で
続けて栽培しないように気をつけましょう。
連作するとその野菜を好む病害虫が多くなり、
その野菜の出す排泄物が集積して
生育に悪影響を与えたりするからです。
■古土の再生方法
1.栽培が終わったら、植物の残渣を抜き取り、
プランターから土を出して2〜3日乾燥させ、
目の粗いフルイで鉢底石と残渣と土とに分けます。
2.土は細かいフルイにもう一度かけて、
野菜作りにむかない細かすぎる土を取り除きます。
取り除いた土は、細かいタネをまいたり、
庭土等に使うと良いでしょう。
残った土の20%の量の堆肥と、苦土石灰を
適量入れて混ぜます。
苦土石灰の量は、9号・10号鉢なら15g、
標準プランターや袋なら20g、
発泡スチロール箱なら30g、
深型標準プランターなら40gを目安にします。
3.植物の残渣(葉、茎、根など)は、土の改良に
役立つ有機物です。
細かく刻んで1ヶ所に積んで乾かします。
1L当たり2〜5gの化成肥料を混ぜて、
微生物の分解活動を促進させます。
(このときの化成肥料は分解に使われるため、
次の栽培の肥料分にはなりません)
病気になった株や虫のついた葉は
再生に使用すると被害を起こすので、
必ずゴミとして捨て、再生には使用しません。
4.プランターに鉢底石を入れ、植物の残渣を
1〜2cm厚さに入れ、9分目まで土を入れて
完成です。
植物の残渣は次の栽培をしているうちに
すっかり分解されてしまいます。
■連作障害の出やすい野菜、出にくい野菜
・連作障害の出にくい野菜
ダイコン、ツケナ類(コマツナ、チンゲンサイなど)、
ネギ、タマネギ、サツマイモ等
・1年間休んだほうが良い野菜
カブ、ホウレンソウ、ミツバなど
・2年間休んだほうが良い野菜
インゲン、キュウリ、キャベツ、サラダナ、ジャガイモ、
レタスなど
・3〜4年間休んだほうが良い野菜
トウガラシ、ピーマン、メロンなど
・4〜5年間休んだほうが良い野菜
トマト、ナス、サヤエンドウ、ゴボウなど
カテゴリ
タグ




