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キヌサヤエンドウ、美しい実りです


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スナップエンドウもほっこりしておいしいです


エンドウには、若どりしてさやごと食べるサヤエンドウと、
グリーンピースのように大きくなった実を食べる、
実エンドウがあります。

スナップエンドウは実エンドウの仲間ですが、
さやごと食べられる品種です。

エンドウは暑さに弱いため、秋まきが基本ですが、
春からでもそれなりの成長をするため、
春まきでも栽培できます。

ただし春まきは時期が遅くならないよう気をつけることと、
秋まきに比べて収量が落ちることに注意します。


■栽培管理

・容器
標準プランター程度以上なら、何でもよく育ちます。
日あたりと水はけがよく、
冬は強い風があたらない場所で管理しましょう。

・用土
エンドウ類は連作を特に嫌うので、
土はなるべく新しいものを使います。

古土を使う場合は、前年にマメ科を栽培した土は避け、
苦土石灰を標準プランター20gを目安に全体に混ぜ、
さらに新しい培養土を3割加えます。

・タネまき
秋まきは10月上旬〜11月上旬に行います。
エンドウは耐寒性の最も強い本葉2〜3枚の状態で、
冬越しさせるのがよいので、
早まきは禁物です。

春まきの場合は、3月上旬にまき、
本葉4枚までビニルトンネルで保温して、
生育を促進させます。

タネまきは、株間を13cmくらい取り、
1ヶ所当たり4粒ずつ点まきし、
種の厚さの3倍程度に土をかぶせるか、
指で地中に押し込みます。

本葉2枚程度で、1ヶ所あたり2本に、
ハサミで間引きます。

・肥料
秋まきの場合は、本葉2枚のときに元肥を、
3月上旬と下旬に追肥を施します。

春まきでは、本葉2枚のときに元肥を、
その後20日ごとに2回追肥を施します。

標準プランターで20gが目安です。

生育後半、生育が鈍くなってきたら、
500倍の液肥を5日に1回施します。

・水やり
表面の土が乾いたら、たっぷりと水やりをします。

・支柱立て
サヤエンドウのつるあり種と、実エンドウは、
大人の身長ほど背が伸びるので、
長い支柱をしっかりと立てて、誘引します。

つるなし種も、さやが成りだすと不安定なので、
できれば簡単な支柱を立ててあげましょう。


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エンドウの白い花


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エンドウの赤い花


■収穫

サヤエンドウは、開花後20〜25日で収穫します。
さやが柔らかいうちに若どりして、
つるに負担をかけないようにします。

スナップエンドウは、
マメがぷっくりふくらんできたら収穫します。
多少採り遅れてもやわらかいのですが、
早め早めに収穫するほうが、樹を疲れさせず
多く収穫できます。


■病害虫

収穫の中後期にはうどんこ病等が発生しやすくなるので、
早めに防除をします。

ハモグリバエは、葉肉の内側に入り込んで食害します。
葉に白い筋のような食筋を残すのが特徴です。

食べるのは葉だけですが、葉全体を食べられると、
実の成長にも大きく影響します。
早めに食害を受けた葉を摘み取り、退治しましょう。