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トマト、大きく熟させて食べると実においしい♪


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トマトの花、いよいよ結実です!


トマトのプランター栽培といえば、
ミニトマト(プチトマト)が定番ですが、
大玉トマトも管理さえしっかりすれば、
十分栽培できます。

ミニトマトより果実が大きく、
その分 樹の負担も大きいため、
そこを考慮して管理してあげます。


■栽培管理

・容器
トマトは、比較的根を深く張る作物のため、。
大きなトマトを育てる場合は、
深底のプランターで栽培すると良いでしょう。

深さは26〜30cm位、容量は、
1株に付き12Lを目安とします。

・用土
トマトは連作を嫌うので、
できれば新しい土を使いましょう。
ホームセンターで販売されている標準のものでかまいません。

古土を使う場合は、過去4〜5年はナス科野菜を、
栽培していない土を使用します。

・苗の購入
トマトはタネから育てるのは非常に大変ですので、
苗を購入すると良いでしょう。
病気に強い接木苗がおすすめです。

双葉が元気で、節と節の間が詰まった
ガッチリした苗を選びます。

・定植
トマトは本葉8〜9枚目に最初の花房をつけたあと、
下のほうから順に本葉2〜3枚ごとに花房が増えます。

第1花房のつぼみがついた頃が定植適期です。

深型プランター1鉢に2株を目安に植え付けます。
このとき、深型プランターで20gを目安に、
元肥として緩効性化成肥料を施しておきます。

浅めに埋めて土を寄せ、排水がよいように、
植えるところを山型にします。

定植したら支柱を立て、茎をヒモでゆるく結びます。
鉄線入りの専用テープが便利で、
指が入るくらいのゆとりをとって、8の字に結びます。

・摘芯と摘果
プランターでは根が張れるスペースが少ないため、
3〜4段で摘芯します。

さらに、摘果で果実の負担を減らして、
残った果実に十分栄養を送ります。

最初に咲いた花と、花房の先端に咲いた花は、
実が小さいうちに取り除き、1花房3〜4果にします。

・追肥
定植後20日おきに、深型プランターで40gを目安に、
3回追肥します。
ときどき液肥も施します。

大玉トマトはもともと草勢が強く、
元肥をやりすぎると葉ばかり茂って実がつきにくい、
”樹ボケ”になってしまいます。

元肥から必ず緩効性化成肥料を使い、
与えすぎず、量は適量を守ります。

・水やり
土が乾いたら、たっぷりと水を与えます。

乾きすぎると、果実の先端が腐ったように黒くしぼむ、
”尻腐れ果”が出やすいので、果実が肥大する時期からは、
特に乾燥しないように注意します。


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トマトの丸かじりに飽きたら、サラダにしても美味


■収穫

程よく色付いたら収穫します。
食べた時に水っぽい場合は、水の与え過ぎが原因です。


■収穫

鳥が好んで食べに来るため、果実が色づいてきたら、
光を良く通すサンサンネットなどで全体を覆うと良いでしょう。