
追肥をしながら土寄せができる作業機も活躍
■追肥
野菜は、最初にたっぷり元肥を施して、
十分に初期生長を促すのが一般的です。
生育期間の短い葉物野菜を中心に、
追肥を施さなくても良い種類も多いのですが、
窒素やカリは雨で流失しやすいため、
生育期間の長い野菜では、追肥が必要になってきます。
肥料分は根の先端で吸収されるので、
根の先端付近(葉の先端付近)の表土に追肥を施します。
このとき、肥料が根や茎に、
直接当たらないように注意します。
肥料が根や茎に当たると、
「肥料やけ」が起きることがあります。
肥料やけとは、土中の肥料成分の濃度が高くなりすぎ、
根がひどくいたむことです。
肥料やけになると、生育が悪くなり、
葉の色が、濃い、くすんだような緑色になります。
追肥の方法には、主に下記のようなやり方があります。
・円形施肥
株の周囲に円形状に施肥する方法です。
円は葉の先端付近に描くようにします。
株が大きくなるにつれ、根も伸びてゆくため、
円を大きくしていきます。
・溝施肥
畝間や条間に浅く溝を掘って施肥します。
2回目は1回目の反対側にするなど、
位置を変えていきます。
・つぼ状施肥
棒などで突いて深さ10cm程度の穴をあけ、
そこに肥料を入れて水をかけ、埋め戻す方法です。
追肥するたびに穴の位置を変えます。
■中耕と土寄せ
追肥の後に続けて行うとよいのが、中耕と土寄せです。
中耕とは、畝の間や株の間を軽く耕すことです。
雨が降るたびにやわらかかった土も徐々に固まってくるため、
クワで表土を薄く削るように耕すと、土が再びやわらかくなり、
新しい空気も入ります。
株の根元を傷つけないように注意しましょう。
その後、土寄せを行います。
土寄せとは、中耕のときに耕した土や、畝間の土を
耕して株元に寄せることです。
雨や風の影響で、株の根元は次第に土から出てきます。
そうなると株は倒れやすくなりますし、
根が乾燥しやすくもなります。
土寄せをすることにより、株を保護することが出来ます。
一般的に追肥をした際、肥料と土を混ぜるように軽く中耕し、
その土を株もとへ土寄せするというように、
追肥、中耕、土寄せは一連の作業として行います。
また中耕は、小さな雑草をとるのにもたいへん役立ちます。
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