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キョウナは、水切れに注意します


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キョウナ、家庭菜園ならではの新鮮さです

arrow46-011.gif栽培ポイント
1.水もちのよい肥沃な場所を選びます
2.連作を避けて土壌感染の病気を予防します
3.水切れをしないよう乾燥を抑えます



キョウナ(京菜)は関西ではミズナ(水菜)とよばれます。
また、ミブナ(壬生菜)は分化した品種です。

キョウナは白い茎で葉に細かく切れ込みが入って大株になり、
ミブナは茎が緑色で葉に切れ込みが入りません。

独特のシャキシャキとした歯ごたえと、
辛味、香りがあり、鍋物や漬物、サラダなどに利用されます。


■品種

キョウナには「白鯨」「千筋京水菜」が、
ミブナには「丸菜みぶな」「京錦」などがあります。


■栽培管理

水を多く吸収するため、水もちのよい肥沃な土を好みます。
水切れを起こさないように注意しましょう。

12月頃になったら、霜よけによしずや笹を北側に立てるか、
ビニールトンネルをかけます。

・タネまき
9月〜10月中旬がタネまき適期です。
真夏をのぞけば1年中栽培できますが、
暖かくなるとトウ立ちするため、秋まきがよいでしょう。

まき溝に1.5cm間隔に種をすじまきにするか、
ばらまきにします。
少量の場合は、すじまきの方が間引きが作業が、
楽にできてよいでしょう。

タネをまいたら薄く覆土してよく押さえ、
水をたっぷりと与えます。

栽培量が少ない場合は、直まきではなく、
ポリポットに4〜5粒ずつまく方法もあります。

タネまき後3〜4日で発芽します。

・間引き
直まきの場合は、本葉が出たら間引き始めます。
本葉2〜3枚で2cm間隔になるように間引きます。
3回くらい間引きし、本葉7〜8枚のときに、
株間25〜30cmにします。

間引くときは、隣の苗を抜かないように、
地際を押さえて抜きます。
抜いた後は土を埋め、残った株を乾燥させないようにします。

・育苗
本葉1〜2枚から間引き、本葉4〜5枚で1株にします。

・植え場所
あらかじめ1uあたり苦土石灰を2握りまいて、
耕しておきます。

植え付けの2週間前までに、クワ幅で深さ15cmの、
まき溝を掘っておきます。

堆肥と化成肥料を各2握りずつ15cm間隔で入れ、
上から2〜3cmの間土をします。
畝幅は60cmにします。

・植え付け
本葉が3〜4枚になったら、30cm間隔で、
2条に植え付けます。
このとき、2列の左右を少しずらして植え、
「千鳥植え」になるようにします。

・追肥と土寄せ
ときどき液体肥料を施します。
安定がよくなるように、土寄せもしましょう。

・水やり
キョウナはミズナ(水菜)と言われるほどですので、
水を多く必要とします。
水切れを起こさないように注意します。

・わき芽摘み
11月〜12月頃になると、株の付け根から、
たくさんの茎を伸ばし、株が広がってきます。
地際から出るわき芽は、早めに摘み取っておきます。


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ミズナはサラダにしても美味です


■収穫

寒くなるにつれ、どんどん芽が伸びて
株全体が大きくなってきます。
株径が15cmになったら、付け根からナイフで切り取り収穫します。

霜にあたると甘くおいしくなります。


■病虫害
連作を避けて、軟腐病や立ち枯れ病を防止します。

キスジノミハムシが発生したら、殺虫剤を散布して退治します。