
シソ、たくさん栽培しても足らないおいしさです

アカジソは、梅漬け、ゆかり、ジュースに重宝します
1.十分気温が上がってからタネをまきます
2.薬剤を使わず、早めに病害虫防除をします
3.利用法に合わせて収穫します
シソは日本ではおなじみのハーブで、
発芽から実がなるまで、成長段階に応じた
利用法があります。
初めて家庭菜園のシソを食べたときは、
そのやわらかくて繊細な味に驚かれることでしょう。
シソは、こぼれダネから増えるほど生育旺盛で
手間がかからないため、空いたスペースで
気軽に栽培できます。
シソ独特の香りを出す成分である
ペリラアルデヒドには防腐作用があり、
また、αリノレン酸は抗アレルギー成分として
注目されています。
■品種
大葉と呼ばれる青ジソと、主に梅干の色づけに
使われる赤ジソがあり、それぞれに
ちりめん種があります。
■栽培管理
大量に栽培する野菜ではないので、
空いたスペースなどで少量育てるのも良いでしょう。
・まき場所
水はけのよい場所を選び、やせ地なら1u当たり
堆肥バケツ1杯、化成肥料2握りをすき込んだら、
畝幅90cmのベッド畝を作ります。
・タネまき
5月〜9月なら、いつでもまけます。
タネは、2昼夜水につけてからまきます。
直まきは重ならないように条間60cmの2条すじまきにします。
箱まきなら条間8cmのすじまきにします。
薄く覆土して、クワや手などで軽く押さえ、
発芽まで乾かさないように水やりをします。
箱まきは、乾燥しないようにぬらした新聞紙をかけておきます。
シソは、発芽温度が20〜25℃と高く、時期にもよりますが
1〜2週間で発芽します。
・間引き
発芽したら混み合ったところを間引いて利用し、
本葉5〜6枚で、青ジソは株間30cm、
赤ジソは株間20cmにします。
箱まきしたものも間引きながら育て、
本葉5〜6枚になったら、株間を青ジソ30cm、
赤ジソ20cmで定植します。
・追肥
生育が悪いときのみ、窒素分を補います。
・水やり
シソはやや湿り気のある土壌を好み、乾燥を嫌います。
乾燥が激しいときは、水やりをします。

穂ジソはお料理のツマに、熟させて漬物にすると絶品です
■収穫
シソは、成長段階に応じて収穫できます。
芽ジソ:本葉2枚で軸を短く切って収穫します。
ばらまきすると、大量に作れます。
葉ジソ:葉が10枚以上になってからは、
必要に応じて下葉からハサミで切り取り利用します。
葉柄を長めに残すと、わき芽が伸びてきます。
株が小さい内から一度にたくさん採ってしまうと
生育が弱りますので気をつけます。
穂ジソ:夏の終わりに花穂が出てきて、1/3ほど開花したころ、
付け根から花穂を切り取ると穂ジソになります。
青ジソは白花、赤ジソは淡紫色の花が咲きます。
実ジソ:花がほとんど終わって結実し始めるころ、
穂が青いうちに実をとって塩漬けすると、実ジソになります。
こき穂:結実した実だけをしごきとると、こき穂になります。
採取した種は乾かさずに保存すれば、翌年にまくことができます。
■病害虫
アブラムシやハダニは乾燥すると増えるので、
早めに防除して、乾燥時にはこまめに水やりをします。
早期発見で数が少ないうちや、苗が少数の場合は
手で取るのが確実です。
褐斑病やさび病が発生したら、早めに病株を抜き取り処分して、
被害の拡大を防ぎます。




