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ジャガイモの種芋の植え付け


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ジャガイモの健康に育つ苗


家庭菜園でおいしい野菜を収穫するには、
良い苗を育て、じょうずに育てることがとても大切です。
苗つくりのコツを紹介していきます。


まき場所用土

移殖栽培をする場合、タネは苗まで育てる「苗床」にまくか、
トロ箱や鉢、プランターなどにまいて間引きながら育て、
植え付け苗にします。

ポットなどに数粒まいて間引き、1本の苗にする
方法もあります。

家庭菜園くらいの規模なら、箱まきやポットまきが
楽で作りやすいでしょう。

タネをまく用土を、「床土」といいます。
床土は、畑土と堆肥を半々に混ぜて用意しますが、
市販の野菜培養土でもかまいません。

水はけが良く、病気の心配がない土を用いましょう。


タネまき後作業

タネをまいたら、たっぷりと水やりをしてから、
敷きわらやポリマルチなどで乾燥を抑えましょう。
箱まきなら、ぬらした新聞紙を強いてもよいです。
新聞紙は、発芽したら取り去ります。

保温のため、保温帽子=ホットキャップを用いてもよいでしょう。
保温帽子は保温のほか、タネを食べられてしまうのも、
防ぐことができます。


子葉出た後の作業

根や葉が出たら、暑さや寒さ、強い日差しなどで
苗が傷まないよう、保温や遮光の目的で
「トンネル(トンネルマルチ)」をかけたりします。

霜よけには寒冷紗、保温にはビニールで
トンネルをかけます。
寒冷紗をかけるときは、光線不足にならないよう
日中は寒冷紗をはずしましょう。

寒冷紗は遮光効果があるので暑さ対策にも
用いることができます。
また、風通しがよいので蒸れによる病虫害の発生もなく、
アブラムシなどの防虫効果も期待できます。


間引き

発芽して本葉が開いた頃から、混み合った部分の苗を引き抜く
「間引き」を行います。

小さすぎたり大きすぎたりするもの、
病虫害の被害のあるもの、奇形の葉があるものから間引き、
数回の間引きで決められた株間にします。

数回に分けて間引きを行うのは、一度に間引くと
葉が大きくならなかったり、その後の成長で
不具合が出てきたときにカバーできなくなるのを
防ぐためです。

1回の間引き作業で、混み合った部分が半分くらいに
なるのを目安に行います。
間引くときは、隣の残す苗の株元を押さえて、
傷つけないように注意しましょう。


移殖

「移殖」とは植え替えのことで、植え付けまでの間に
他の場所に植え替えることを言います。
移殖することにより根を発達させ、植え付け時の
ダメージを減らすことが目的です。

移殖栽培は、本葉2枚で移植床やポリポットなどに
移殖します。
移殖床なら10〜15cm間隔、ポリポットなら
4〜5号ポットに1本ずつ植えます。

生育状態が悪いようなら、規定の倍に薄めた液体肥料か
硫安1つまみを施すと良いでしょう。


よい苗選び方

植え付けの際には、よい苗を選びましょう。
育成栽培した苗から、
茎葉が元気よく伸び、節間が詰まって
葉と葉の間が狭くてがっしりしていて、
病害虫のない苗を選びます。