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紫のキャベツは、寄せ植えにしても美しく映えます


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小型のキャベツならプランターで育てられます


キャベツは寒さに強く、氷点下になっても被害が少ないため、
冬の家庭菜園では頼もしく貴重な存在です。

ビタミンCやカロテンを多く含み、胃腸障害に良いリジンも豊富です。
プランターでも、工夫次第でよく育ちます。

小型で生育が早く、短期収穫できる品種を選びます。
夏まきは「ロレーヌ」「サボイエース」、
春まきは「春波」「北ひかり」「YR春笠」「シャンヌ」などが良いでしょう。


■栽培管理

・容器
キャベツは、容器に応じた大きさに成長しますが、
大玉をとりたいのであれば、深型標準プランター以上で、
土量の多い容器がおすすめです。

・用土
土は標準のものでよいのですが、少し重い粘土質の土を好むので、
赤玉土を少し足すとさらに良い収穫となるでしょう。

・タネまきと育苗
キャベツは春にもまけますが、冷涼な気候を好むので、
栽培しやすいのは夏まき冬どりの作型です。

タネまきが遅れると生育が遅れ、
葉数が増えずしまった大玉にならないため、
7月下旬〜8月上旬まきを厳守してください。

春まきの場合は、トウ立ちに注意します。
幼少期に低温にあうと花芽ができてしまうので、
3月下旬からタネまきをします。

暖かくなると害虫が増えるので、しっかり防除します。
4月〜5月の生育最盛期は特に肥料を切らさないように注意します。

キャベツは直まきでも育苗でも良いのですが、
直まきの方が植え替えによる傷みがないため、
育苗より10日以上早く収穫できるので、
少量しか栽培しない場合は直まきの方が良いでしょう。

直まきは、株間15〜20cm、1ヶ所当たり3〜4粒の点まきにします。
混んできたら間引きを行い、本葉4〜5枚になるまでに1本にします。

育苗は、セルトレイに1穴3〜4粒ずつまきます。
混んできたら間引き、本葉4〜5枚で1穴あたり2〜3本にして、
株間15〜20cmに定植します。

深植えにならないようにしましょう。
本葉7枚までに1本に間引きます。

・追肥
キャベツは肥料をよく吸収するので、肥料切れが絶対にないようにします。
直まきなら8月上旬、下旬、9月中旬、10月上旬、下旬に肥料を施します。

育苗は、植え傷みがあるので直まきと少し時期がずれ、
8月中旬、9月上旬、下旬、10月中旬、11月中旬に肥料を施します。

葉色が薄いときは、液肥を施します。

・水やり
キャベツは結球初期から特に成育が旺盛になるので、水やりを多めにします。
鉢底から水が流れ出るまで与えましょう。
ただし、根ぐされしやすいので、やり過ぎには注意します。

10日に1回は液肥を施すと、さらに成長が良くなります。

生育期間が長いので下葉が枯れてきますが、
かきとって清潔に保ち、病気を防ぎましょう。


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キャベツの苗を入手すれば育てやすい♪


■収穫

キャベツが結球したら、上から指でさわってみて、
硬くなっているのを確かめてから収穫します。
外葉を押さえて、包丁でキャベツの球を茎から切り離します。

品種によっては、やわらかめで収穫すると味が良いものもあるので、
タネ袋や苗を確認しましょう。
夏まきの場合は、寒さにある程度あたったほうが甘味が増します。

結球してからあまり長く置いておくと、
裂球してしまうので注意してください。