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タマネギ、トロ箱やプランターでも栽培できます


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タマネギの収穫後のようすです


タマネギのプランター栽培は、管理次第で
畑栽培と同じ立派な球に育てることができます。

肥料と水管理で葉を大きく成長させれば、
大玉に育てることができます。

苗は多めに作って、良い苗を厳選することが
タマネギのプランター栽培を成功させるコツです。



■栽培管理

・容器
標準プランター以上の容器でよく育ちます。
トロ箱でも、深さがあってよく栽培できます。
日光を好むので、日当たりのよい場所で、
管理しましょう。

・用土
タマネギは連作に強いので用土は古土で構いませんが、
酸性を嫌うので、あらかじめ苦土石灰を標準プランターなら
20g程度全体に混ぜ込んでおきます。

・タネまきと育苗
タマネギ栽培の失敗で最も多いのが、
トウ立ちして玉が肥大しないことです。

タマネギは早まきすると鉛筆より太い多苗になり、
これが冬の低温に合うと花芽ができてトウ立ちして
しまうのです。
そのため、早まきは禁物です。

タネまき適期は地域によって異なりますが、
定植適期の11月下旬より55〜60日前の9月の
彼岸前後です。

ただし、早生種はトウ立ちしにくいので、
これより早まります。

タネまき20日前に苦土石灰を、10日前に元肥を
全体によく混ぜ込んでおきます。

タネの間隔0.5〜1cmおきに条まきします。
標準プランターなら2条を目安にします。

発芽後、混んでいるところは1〜2cm間隔に間引きます。

タネまきから約30日後、元肥と同量の肥料を
条溝施肥します。


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タマネギの苗作り、難しい場合は苗を購入します


・定植
タマネギの苗はたくさん作り、良い苗を厳選して植えます。

良い苗は、草丈20〜30mmで、茎の太さが6〜7mm、
葉がまっすぐ伸びていて、根は白くよく伸びている苗です。

悪い苗は、葉の伸びが悪かったり、軸がふくれていたり、
葉数が多くて下葉が枯れていたり、茎が細かったり、
逆に茎が太すぎたり(1cm以上あるとトウ立ちします)、
細長くて葉数が少なかったり、根が貧弱な苗です。

また、苗は大きさを揃えることも重要です。
苗の大きさがばらばらだと、勝ち負けができて不揃いになるため、
苗を大中小のグループにより分け、鉛筆よりやや細めの良苗を
最優先して植えます。

これより大きい苗は使わず、小さいものは密植して
小タマネギに育てるとよいでしょう。

定植も適期から外れないように気をつけます。
狭いプランターの空間を最大限に生かすため、
収穫機にちょうどタマネギ同士の間隔が無くなるよう、
条間と株間を12〜13cmに揃えます。
*この間隔は品種ごとに玉の大きさが違うので、
 タネ袋で確認しましょう

苗は必ず浅植えにします。
深植えにすると、春の生育が悪くなりやすいためです。

根を傷めないように深く掘り起こして土をふるい、
根が乾かないうちに素早く定植して、十分に水やりをします。

・追肥
定植後4回、12月上旬、2月上旬、2月下旬、3月中旬に
追肥を行います。

・水やり
タマネギは5℃以上あれば生育するので、
水やりは毎日行います。

特に4月〜5月は生育が旺盛になるため、
十分に水やりをして玉の肥大を促進させます。


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子タマネギは、小さい鉢でも栽培できます


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育てて収穫したタマネギは、甘くてシャキシャキしています


■収穫

5月〜6月上旬、葉が倒伏してから収穫すると長く保存できます。
晴天の日に収穫し、葉を半分切ってひもで縛り、
乾燥した日陰でつり下げて保存します。
葉を半分切るのは、全部切ると保存が悪くなるためです。


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収穫後の保存


早生種や小玉は貯蔵性が悪いので、早めに食べるようにしましょう。
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