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タマネギ、家庭菜園の採りたてはおいしいです


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タマネギ畑、北海道北見市


タマネギを栽培して食べると、とっても美味しく健康にも良いです。
タマネギのわかりやすい栽培方法をご紹介します。

arrow46-011.gif栽培ポイント
1.それぞれの地方に適した品種を選びましょう
2.品種ごとのタネまき時期を守ります
3.植え付け時に苗の大きさをそろえます


タマネギは古くから食べられている野菜です。
地下に成るため根菜の一種と思われがちですが、
茎の付け根が肥大しているので、
正しくは根菜ではありません。

生のタマネギには辛みがありますが、
辛みの成分であるチオスルフィネートには、
血液をサラサラにする効果があり、
動脈硬化予防効果があるとされています。

また、タマネギの甘みのもとのオリゴ糖には、
整腸作用もあります。

一般的に食べられている肥大した部分だけでなく、
葉も食べることができます。


■品種

タマネギには様々な種類があります。
早生種には、「貝塚早生」「早どり黄」が、
貯蔵がきく中晩性種には「ターザン」「OP黄」
「泉州中生」「もみじ3号」などがあります。
早生種は、中晩性種より偏平なのが特徴です。

また、生食に向く赤タマネギ「湘南レッド」
「猩々赤」も人気がある品種です。


■栽培管理

タマネギは冷涼な気候を好み、20℃前後で茎葉が生育し、
15〜25℃で日が長くなると茎の付け根が肥大してきます。
13℃以下の低温にあうと花芽分化し、長日・高温化でトウ立ちします。

そのため、9月にタネまきをし、翌年の5月〜6月中には
収穫します。

・タネまき
タネまきの時期は品種や地域によって異なりますが、
9月に入ったら早生種、中生種、晩性種の順に
タネまき適期になります。

畑土と堆肥を半々に混ぜた90〜120cm幅の平床に、
8cm間隔でまき溝をつけて、筋まきにします。

タネが重ならないように注意し、薄く覆土して水やりをしたら、
湿った新聞紙などで覆うか、敷きわらをして、
発芽まで乾かないようにします。

子葉が開いたら間引き始めます。
草丈10cmくらいで株間3cmくらいになるようにします。
タネまき後50〜55cmで、草丈20〜25cm、
茎の太さ6〜7mmの苗に育てます。

市販の苗を購入してもよいでしょう。


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苗はていねいに植え付けます


・植え場所
あらかじめ苦土石灰を1uあたり2握りまき、
よく耕しておきます。
溝を掘って1uあたり堆肥をバケツ1杯と、
化成肥料を2握り施して埋め戻し、
幅60cmのベッド畝を作ります。

・植え付け
条間20〜25cm、株間15cmで苗を差し込み、
根が見えなくなる程度に植え付けます。

苗は、のびのびとしていて、
根も白くよく伸びているものを選びます。

逆に、伸びが悪く基部がふくらんだ苗や、
ひょろひょろとした徒長苗や、
トウ立ちしやすい7mm以上の太い苗は、
植え付けないようにしましょう。

・追肥と冬越し
植え付け後25日目と3月上旬に、化成肥料を1uあたり
2握り施して土寄せをします。

マルチングしていない場合は、初霜の前に霜よけとして
全面に切りわらを敷いて冬越しをします。

・水やり
乾燥が激しい場合、たっぷりと水やりします。
ただし過湿はべと病を起こすため、注意します。


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新タマネギ、美味しいですね


■収穫

4月〜5月は、葉タマネギとして抜きとり、収穫できます。
5月〜6月になり、茎葉が8割倒れたところで、
晴れた日を選んで抜きとって収穫し、
そのまま半日ほど置いて乾燥させます。

吊り下げておけば、保存もききます。
冷蔵貯蔵する場合は、0〜2℃が目安です。


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タマネギ収穫後は吊り下げて保存します


■病虫害
害虫は少ない方で、あまり心配はいりませんが、
過湿はべと病を起こすため、注意します。
べと病には、殺菌剤を散布して防除します。