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ベビーリーフは、ワンプレートの朝食に添えたり、サラダの彩りに使ったり、
汁物に入れたりと様々な料理に活躍してくれます


ベビーリーフは、アブラナ科やキク科の葉物野菜を種から育て、
小さいうちに収穫したものを総称して呼ぶことが多いです。

収穫したてのフレッシュなベビーリーフは、安全で格別です。
ベビーリーフの育て方とコツをご紹介します。 



■ベビーリーフ 育て方

・栽培環境
ベビーリーフは、大株に育つ前に収穫するので、大株に育てるよりも簡単です。

好む気候としては、春や秋のような、暑くも寒くもない時期ですが、
涼しい場所なら夏でも育てられ、防寒してあげれば冬でも育てることが可能です。

基本的には戸外で育てますが、日当たりの良い窓辺や室内で育てることもできます。
可愛らしいプランターや鉢を使えば、室内でインテリアを兼ねることもできます。

ただし、必ず風通しの良い場所で育てるのがポイントです。
風通しの悪い場所だと、アブラムシやハダニなどの害虫が発生したり、
病気にかかりやすくなってしまいます。
これらの条件が整えれば、一年中栽培することができます。


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小さめの容器で、1年中栽培できます


・容器
土を使って栽培する場合、地植えももちろん可能ですが、
そもそもコンパクトに育つので、容器栽培の方が手入れが楽になります。

ベビーリーフ自体はあまり大きくなりませんし、
根も深くまで張る前に収穫するので、特別大きな容器は必要ありません。

100円均一で売られているようなミニプランターでも十分ですし、
深さ15cmほどの容器に箱播きすることもできます。

だいたい深さが15cmほどあり、底に水が抜ける穴があいている容器なら、
鉢でもプランターでもその他の容器でもなんでも使うことができます。

・土
土は市販されている培養土で十分です。
培養土は植物が育ちやすいよう、水はけが良く、
ある程度は水もちもするように調整されています。
また、元肥がすでに入っているので、自分で元肥を混ぜる手間も省けます。

・種まき
容器の底が隠れる程度に鉢底石を入れ、
その上に培養土を入れて平らにしたら、いよいよ種まきです。

種はばら播きかすじ播きが可能です。
どちらの方法でも構いませんが、ベビーリーフは株間を狭くして、
密植気味で育てるので、ばら播きすると株数が増やせるのでお勧めです。

種を播いた後は、軽く土をかぶせ、手でとんとんと表面を軽く叩いておきます。
最後にたっぷりと水を与え、用土全体が湿ったら完了です。
水を与える時は、種が流れてしまわないよう、そっと水をかけるようにします。


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昔は間引き菜と言いましたが、いずれにせよ美味しいです(ダイコン)


・水やり
種を播いてから発芽までは、できるだけ乾かないように管理します。
ベビーリーフの種は表層にあるため、
土の表面が乾いている状態は、種が乾いている状態です。

種は発芽するまでに乾いてしまうと、発芽しにくくなるので、
土を濡らすというよりは、種が乾かないようにするというイメージで管理します。

ジョウロなどで水を勢いよくかけると、細かい種が流れてしまうことがあるので、
発芽までは霧吹きなどで優しく水を与えるようにします。

発芽した後は、土の表面が乾いたら、水差しやジョウロなどで優しく水を与えます。
この時、必ず容器の底から余分な水が出てくるまで、たっぷりと与えます。

出てきた余分な水が、容器の下に置いている鉢皿に溜まっていたら、
その都度捨てるようにしましょう。

鉢皿に溜まっている水を放置していると、
過湿になって病気や根腐れの原因となります。


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この頃、こちらの種を使っていますが、7種類の野菜が入っていて便利です


・追肥
栽培期間が短いので、基本的には追肥は不要です。
元肥入りの培養土を使っている場合は、
すでに肥料が含まれているので、収穫まで元肥だけで育つことができます。
栽培中、明らかに肥料不足で葉色が悪い場合は、液体肥料を与えて様子を見ます。

・間引き
種を播く時、ばら播きかすじ播きにするかで、間引きの具合が変わりますが、
基本的には、混み合っているところに隙間をあけるという感覚で間引きをします。

うまく種がばらけている場合は、ほとんど間引きせずに収穫まで育ち、
反対に種が集中している場所では、何度か間引きが必要になる場合があります。

ベビーリーフの場合、根があまり広がらないので、
少し狭いかなと感じるくらいでも問題ありません。

収穫近くには、葉が広がり詰まっているように見えますが、
それでも枯れることはありません。

収穫のついでに、株間をあけていくという方法もあります。
間引きをする時は、ピンセットなどを使って、間引く芽を引っ張るか、
ハサミで地際から切ってしまいましょう。
残る芽の根が傷まないよう、乱暴に扱わないのがコツです。


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家庭菜園のジャガイモ、タマネギ、ベビーリーフのサラダ、最高です!


・収穫
本葉が数枚くらいになってきたら、株ごと収穫が可能になります。
根ごと引っこ抜くより、地際で切って収穫する方が、他の株の根を傷めません。
収穫可能になったら、一度に全部収穫するのではなく、
必要な時に少しずつ収穫して使うことも可能です。


■ベビーリーフを育てる時の注意点

・種の選び方
ベビーリーフを育てる場合、必ずベビーリーフ用かスプラウト用の種を使います。
大株に育てる用の種は、初期生育の時点で病害虫にかからないよう、
消毒や薬剤塗布されている可能性があります。

まだ株が小さいうちに収穫し、生で食べるベビーリーフには、
薬が残っていしまっている可能性が高くなります。

ベビーリーフ用やスプラウト用の種は、薬剤がほぼ使われておらず、
生育初期に収穫することが前提となっているので安心です。

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