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キンカンはコンパクトに仕立てやすく、耐寒性も強いということで、
ベランダ栽培にもたいへん向いています


ベランダで鉢植えにして育てる時のポイントをまとめました。


[キンカン ベランダでの育て方]


■基本の育て方

基本的な育て方は、鉢植えでの育て方と同じです。
>>キンカンの育て方 鉢植え|実も花も楽しめ美味です

簡単に基本の管理法のポイントをご紹介します。

・水やり
土の表面が乾いたら、たっぷりと与えるようにします。
冬の寒い時期は、夜間の凍結を防ぐため、水やりは午前中に行うのが良いです。

また、キンカンは過湿になると、根が傷んでしまいます。
根を傷めると、葉を落としたりして急激に生育が悪くなったり、
枯れることもあるので、土が湿っているうちは水を与えないようにしましょう。

・追肥
肥料は、2月〜3月・7月・9月に与えるようにします。
緩効性の化成肥料が便利ですが、様子を見ながら液体肥料を与えても構いません。

また、2月〜3月に与える肥料は、有機質が含まれている肥料がお勧めです。
ただ、臭いや虫の発生の可能性があるので、
有機質肥料は避け、化学肥料を与えるようにしておいても構いません。

・植え替え
1年に1回か、2年に1回くらいのペースで植え替えを行います。
そのまま何年も同じ鉢で育てていると、
鉢の中が根でいっぱいになり、根詰まりを起こしてしまいます。

だからといって、何年も植え替えしなくても良いように、
最初から大きい鉢に植え付けると生育が良くありません。
苗のサイズに合った鉢を用意し、植え付けるようにしましょう。

・剪定
キンカンは、自然樹形にまとまりやすい性質があるので、細かい剪定を行うより、
混み合っている場所などを間引く剪定を行った方が、樹形が整いやすくなります。
>>キンカン 剪定方法は? 図解

・摘果
鉢植えで育てるため、1シーズンにつく実の数を調整してあげましょう。
全部の花に実をつけると、株が疲れ、翌年の実付きが悪くなることがあります。
目安としては、1枝に1個〜2個の実をつけるようにします。


■簡単な防寒対策を

キンカンは耐寒性が強く、マイナス5度までもつといわれています。
ただ、それは地植えにしている成木であればの話です。

鉢植えにしていることで、地植えにしているよりも、
外の環境の影響を受けやすくなっています。

また、植え付けをしたばかりの幼木は、成木に比べ耐寒性がついていません。
ベランダは軒がついていることが多く、霜がおりることはあまりありません。

それでも、寒さで株が傷まないよう、簡単な防寒対策をしておきましょう。


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こんな感じで防寒対策をします


本格的な寒さがやってくる12月に、株全体を不織布や寒冷紗で多い、
端を洗濯ばさみなどで留めておきましょう。

こうすることで、冷たい風がキンカンに当たるのを防いでくれます。
また、鉢土が凍ってしまうと、中の根が傷んだり、膨張して、
鉢が割れたりすることがあります。

鉢に直接寒風が当たらないよう、二重鉢にしておきましょう。
また、地面からの冷えが上がってこないように、
スノコなどの上に乗せ、少し高さを作っておくと良いでしょう。


■防風対策

寒い時期に風が吹くと、さらに耐寒温度が下がります。
冷たい風が木に当たると、葉が乾燥して落ちたり、用土が冷えて根が傷みます。

ベランダは、高層階になればなるほど強風がふきやすくなっています。
高層階でなくても、近くに高い建物があったりすることで、
ビル風が吹き、ときおり突風が吹くこともあります。

強風が当たると、頭でっかちになりやすいキンカンが鉢ごと倒れ、
土がこぼれて根が飛び出してしまうことも少なくありません。

壁や塀などによって、強風が防げる場所に置くようにすると、
突風によって倒れたり、寒風に当たって傷むのを防げます。
また、防風ネットを設置するのも効果的です。


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冬超え、防虫対策をして、元気なキンカンを育てます


■害虫対策

キンカンにも害虫がつきます。
ベランダには虫の飛来が低層階に比べると少なくなるため、
アゲハチョウの幼虫が葉を食べ、丸裸になってしまったとうことも減ります。

風通しがよすぎて乾燥したり、逆に空気がこもって風通しが悪くなると、
幼虫以外の害虫が発生することがあります。

アブラムシやハダニなどは、風通しの悪い環境で爆発的に増えることがあります。
また、乾燥している環境を好むので、気付かないうちに被害が大きくなることも。

キンカンにつく害虫に対しては、基本的には捕殺が基本です。
見つけたらすぐに粘着テープなどに付けて捕殺するか、水で吹き飛ばします。

もしアゲハチョウの幼虫を見つけた場合も、捕殺しておきましょう。
素手で触れない場合は、割り箸などを使って捕まえます。

踏みつぶすという人もいますが、ためらわれる場合は、
水と洗剤を混ぜたペットボトルの中に入れておくと、溺死します。
死骸が見えてしまいますが、踏みつぶした時の感触は避けることができます。

アブラムシやハダニなどは、薬剤によって防除することも可能です。
すでにたくさん発生してしまっている場合は、
薬剤によって一度キレイに駆除しておくのも手の1つです。


■キンカンのわかりやすい育て方
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