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ユズ、鉢やプランターで栽培できます


ユズを育てたいと思っていても、庭を持っていなかったり、
スペースが限られていて、断念する人も多いでしょう。

けれど、ユズはプランター(コンテナ)や鉢で育てられる柑橘類です。
ベランダや庭で、実をつけたユズを見て楽しみ、
収穫して料理や飲み物に使って楽しむことができます。 


プランターなどの容器栽培で、ユズを育てるポイントをご紹介します。


[ユズ プランターの育て方]


■品種

ユズにはいくつかの代表的な品種がありますが、
プランターなどの容器栽培をするのであれば、花ユズがお勧めです。

本ユズなどに比べると、実が小さく香りが少し弱いのですが、
株自体がコンパクトにまとまりやすく、株が成熟するのも早いので、
実がつき始めるのも早いのが特徴です。

容器栽培が可能とはいえ、地植えに比べると実の数が減る傾向があります。
その点、花ユズであれば、もともとコンパクトなため、
容器栽培でもそれなりに実をつけさせることができるようになります。

花ユズの他に「ハナユ」「一才ユズ」「一寸ユズ」とも呼ばれています。
苗はホームセンターなどでも購入することができますが、

見つからない場合は、インターネット通販で簡単に見つけることができます。
>>ユズの種類は?

花ユズは本ユズに比べると実が小さく、香りが弱いですが、
利用できるのが実だけではないところが最大の特徴です。

花ユズの花が開花する寸前に摘み取り、
温かい吸い物などに浮かべると、ふわりと花が開きます。

この花にもユズに香りが含まれており、その香りの強さは本ユズの果皮と並びます。
ユズの皮を吸い物に浮かべるのはよく見かけますが、
花を浮かべているのは珍しく、見た目にも華やかで粋です。


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花ユズの花も楽しめます


■容器の種類

ユズを育てるための容器を選ぶ時、
たくさんの種類の容器が並んでいると、どれが良いのか迷います。

一般的に「鉢」や「プランター」「コンテナ」などと呼ばれているものは、
実は明確な定義はありません。

丸いものが鉢で、長方形のものがプランター呼ぶことが多いでしょう。
丸い形でも四角い形でも、ユズが育ちやすい容器であれば構わないのですが、
長方形をした容器では、少し勝手が異なります。

長方形の容器の特徴として、深さは普通でも横に長いというところです。
そのため、同じ深さで育てられるものであれば、
複数株の植物を植えて育てることができます。

ただし、ユズの場合は、何かと混植することはほぼありません。
しかし混植しないとなると、長方形の容器では容量が大きいため、
自然と土の量が増えてしまいます。

できれば、横に長い容器は避け、
1株ずつ植えるのにちょうど良いサイズを選ぶようにしましょう。 



■容器の大きさ

ユズを育てる時の容器の大きさは、苗の大きさによります。
実生から育てて1年目のようなごく小さな苗を、大容量の容器に植えると、

土の量が多すぎ、水もちが良すぎて、根腐れを起こしたり、生育が悪くなります。
苗のサイズに合った容器を選ぶことで、ユズがすくすくと育ちます。

選ぶ容器のサイズは、ユズの苗の根鉢の大きさで決めます。
苗の根鉢よりも、一回りか二回りほど大きいサイズの容器を選ぶと、
ちょうど良いサイズとなるでしょう。

容器栽培をするのであれば、植え替えの作業は必須になります。
はじめから大きな容器で育てるよりも、
1年〜2年ごとに、一回りか二回り大きい鉢に植え替えていって、
徐々に株を大きくした方が、生長過程を見る楽しみもあり、生育も良くなります。

また、果樹類などは、鉢が少し狭いと感じることで、
花付きが良くなることが多いという性質もあるので、
早く実がつくようするためにも、大きすぎる容器は避けるようにしましょう。


■栽培管理の基本

ユズを容器に植えて育てる場合でも、基本的な環境や手入れ方法は変わりません。
土が乾いたら水を与え、3月・7月・12月に追肥を行います。

ユズは日当たりの良い場所を好むので、
できるだけ日当たりの良い場所に置いてあげましょう。

容器栽培の場合、寒さの影響を受けやすいので、
冬の間は軒下に置いて霜を避けるなど、防寒対策を行うのがお勧めです。

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