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鉢植えなら、日当たりの良いところに移動できます


ユズは庭木として花や実を見て楽しむこともできますし、
実や蕾を収穫して料理に使うこともできるため、昔からとても人気があります。

柑橘類は温暖な気候を好むものが多く、寒さが苦手な場合が多いのですが、
ユズは柑橘類の中では耐寒性が高いのが特徴です。


耐寒性の高さも、日本で人気が衰えない理由の1つでしょう。
品種を選べば、鉢植えでの栽培も比較的簡単にできます。

ユズを育てるためのには、どのような日当たり、環境が適しているのでしょうか。

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散歩コースに鈴なりのユズがあり、毎日見とれています


[ユズ 日当たりは?]


■季節の日当たり

ユズは日当たりの良い場所を好みます。
年間を通して、日当たりの良い場所が最適です。

・秋〜春
ユズは春から生育期に入り、枝を伸ばしたり花を咲かせたりしながら生長します。
実をつけたものは秋頃から始まります。

実を収穫した株は、実を育てるために体力を使っているため、疲れています。
疲れた株を充実させるために、肥料も与えますが、
日当たりの良い場所で光合成させることも大切です。

ユズは耐寒性が強いですが、強い寒さに当たると葉が落ちます。
本来は常緑なので、葉が落ちてしまうのは良くありません。

冬の間にできるだけ日に当てることで、
落葉を防ぐとともに、株を充実させることにもつながります。 


さらに春になって生育期に入った時、
葉ができるだけ多く残っている方が、良いスタートをきることができます。

・夏
ユズは夏の間も、日当たりの良い場所で育てます。
時々、ユズの葉が焼けたようになったりすることがありますが、
それは日差しが強いためというよりは、乾燥したためであることが多いです。

夏の日差しは確かに強いのですが、ユズは夏の日差しにも負けません。
ただ、西日などの強い光が株元や鉢に直接当たってしまうと、
土の温度が急上昇し、思わぬ乾燥を招いてしまうことがあります。

土が乾燥してしまうと、水切れの状態となり、葉焼けを起こす原因となります。
夏の間も日当たりの良い場所で育てるのは変わりませんが、
株元を保護してあげると、葉焼けや過乾燥を防ぐことができます。 


株元に強い光が当たらないよう、マルチや陰を意図的に作ったりするのも効果的です。
鉢植えの場合は、二重鉢にするなど、鉢中の温度を上げないようにするのもお勧めです。


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半日陰でも、じょうずに世話をすると元気に育ちます


◎半日陰の場合は?
ユズは年間を通して日当たりの良い場所を好みますが、
ある程度なら耐陰性も持ち合わせています。

一日中、太陽の光が当たるような場所でなくても、
午前中いっぱいは日向で、午後から日陰になるような半日陰の場所でも、
十分健康に育つことができます。

ただ、できる限りは日当たりの良い場所で育てた方が、よく育ちます。

半日陰のような場所でも、枯れることなく育ちますが、
日当たりの良い場所で育てた時と比べると、どうしても生育が遅くなります。


若い苗を植え付けた場合、結実するようになるまでにかかる時間が長くなったり、
花付きや実付きが思ったほど良くないという症状が出ることもあります。

ただ、樹の状態が思ったほど悪くなく、生育が遅かったりする程度であれば、
ゆっくりとした生長を見守るのも楽しみにできます。

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