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20リットルの袋栽培で大型が3本、深型プランターで中型が10本以上収穫できました


三太郎ダイコンは、春まき、秋まきのできるダイコンです。

プランター栽培や袋栽培で手軽に育てられるダイコンを探していた時、
苗種屋さんに紹介されたのが、この三太郎です。

株間や深さによって、大小のダイコンが育てられると聞き、
毎年、栽培するようになりました。

駅や農協の野菜の直売所でも人気があるそうですが、
近年は家庭菜園にも向いていると実証され? 人気があります。



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[三太郎ダイコン]


■三太郎の特徴

・短形ダイコン
三太郎の標準の根の長さは、約20〜30センチほどで、
短形ダイコンに属します。

小さいサイズの三太郎が販売されていることもあって、
ミニダイコンと間違えられることもありますが、
ミニダイコンの根の長さは三太郎より短く、約15〜20センチほどです。

・春まき、秋まきが可能
家庭菜園で三太郎が人気な理由の一つに、
春からでも、秋からでも栽培ができるということがあります。

一般的には、3月〜4月にまき、5月に美味しいダイコンが収穫できますが、
三太郎は耐寒性に優れているので、秋まきにも適しているのです。

・味が良い
三太郎は、肉質の良さが人気で、とても美味しく食べられます。
味がしっかりと染み込みやすいので、煮物料理には特に適しています。

我が家では、三太郎のふろふき大根、
鶏の手羽先の煮込み料理が大人気です。

秋まきの場合は、真冬の寒い時期の収穫ですから、
おでんに入れるのが、とってもおいしいです。

・割れにくく、ス入りが遅い
ス入りというのは、ダイコンの他、カブなどに見られる異常で、
ス入りが起こると、根の内部の細胞が壊れ空洞ができます。

ダイコンの中心の部分に空洞ができ、
スカスカして食感が悪く、美味しくなくなってしまいます。

収穫が遅れや、肥大がうまくできなかった場合に見られる異常ですが、
この異常や、根が割れにくいのが三太郎の特徴であり、長所です。


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きれいで美味なダイコンが家庭菜園でもできるんです♪


■三太郎の栽培のコツ

・好みのサイズで収穫する
三太郎は、株間を調節することで、
収穫時のサイズを変えることができます。

A.通常サイズ
通常は、株間は約25センチ、条間約45センチ、
畝幅約100センチの2条まきです。

種まきの時期にもよりますが、大体60日程度の栽培で、
根の長さは約30センチ、
重さが、1キロ〜1.5キロ弱くらいのダイコンに育ちます。

日数を置くと、割れや、ス入りが心配になりますが、
90日以上置くと、2キロ以上の大きなダイコンとして収穫できます。

B.一回り小さいサイズ
通常より株間を少し狭くすると、少し大きさが小さくなります。
家庭菜園などの限られたスペースでの栽培には、
こちらの方が向いている場合もあります。

株間は約20センチ、条間約20センチ、畝幅約100センチの3条まきです。
生育日数は変わりませんが、一回り小さく、重さは約1キロです。

ただし、栽植密度が高くなるので、その分、肥料を少なくして育てます。
トンネル栽培の場合は、
トンネル内が35度を超えないように温度管理をします。

C.一回り大きいサイズ
通常の栽培方法でも、株間を約35センチ、条間約45センチ、
畝幅約100センチの2条まきにすれば、
種まきの後、60日で、重さ1.5キロを超えるダイコンが収穫できます。


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正月は、お雑煮にも入れてみました


・生育日数
どんな大きさで収穫するにしても、約60日は生育日数がかかります。

・種まきと間引き
種まきは、一箇所に3〜4粒を目安に行います。
本葉5、6枚になるまでに2回間引きを行い、最終的に1本に間引きます。

・土作りと施肥
耐寒性が強く、病気にも強く、場所を選ばないのが三太郎の良さです。
しかし、良いダイコンを収穫するためには、
保水性、排水性の良い土作りが大切です。

生育後期まで十分に肥料が持つよう、やや多めの肥料を与えます。

・ベタがけ栽培
ベタがけ栽培は、冬場の霜や寒さによる葉の傷みを防いだり、
抽苔を予防するのに適しています。

三太郎の場合は、耐寒性が強く、抽苔、ス入りも起こりにくいので、
必ずベタがけをする必要性はありませんが、
トンネル栽培と比べ簡単なので、家庭菜園ではメリットも大きいです。

A.種まきと準備
土作りは種をまく数日前に行い、マルチを張って地温を上げておきます。
種まきは、天気予報を見て、天気の崩れない時に行います。

1株あたり約3〜4粒まき、覆土は低温回避のため、
やや厚めの2センチほどにします。

B.ベタがけと間引き
種まきが終わったら、保温資材をベタがけします。
マルチングや、ベタがけは、とう立ちや、生育促進に役立つので、
初心者でも簡単に栽培ができます。

種まき後、2〜3週間したら、保温資材を取り、
間引きを行い1本立ちにします。

C.収穫
3月上旬頃に種まきすれば、約60日で収穫ができるので、
早く味わえるのも魅力です。

三太郎はス入りが遅い品種なので、
少しのあいだなら畑に置いておけます。

・トンネル栽培とベタがけ栽培
春まきの場合は、ベタがけ栽培、
秋まきの場合はトンネル栽培がおすすめです。

春まきでトンネル栽培をすると、トンネルを外すタイミングで、
葉が大きくなりすぎ、根が肥大しなくなるので気をつけます。


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