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サトイモは植え付けから収穫までに数か月かかるので、
肥料を長く効かせるのがコツです


肥料切れになると、子芋の数が少なかったりするので、
追肥のタイミングは逃さないように注意します。

サトイモが必要とする時期にしっかりと肥料を効かせることで、生育を促します。
また肥料の種類に気を使うことで、さらにサトイモの育ちが良くなります。



[サトイモ 肥料は?]


■肥料の種類

肥料には主に窒素・リン酸・カリという成分が含まれています。
種類やメーカーによって、この3要素がどれくらい含まれているかが異なります。

また、化成肥料か有機質肥料かによっても違いがあります。
サトイモはゆっくり効く肥料を好むので、有機質の肥料の方が合っています。

ただ栽培している場所によっては、有機質のみの肥料を与えていると、
虫や臭いが発生することがあるため、使うのをためらってしまうこともあります。

そういう時は、有機質と化成肥料を合わせたものがお勧めです。
また、サトイモは窒素・リン酸・カリのうち、カリが多めのものが合っています。

肥料を選ぶ時は、窒素・リン酸・カリが7:7:8などのものを選びます。
迷った時は、サトイモやジャガイモの専用肥料を選びましょう。 


専用肥料だけあって、サトイモを育てるのに合った成分が含まれています。


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いも 豆 専用肥料  C)菜園くらぶ


■元肥と追肥

サトイモに与える肥料には、元肥と追肥があります。
元肥は、植え付ける時にすでに土に混ぜ込んでおく肥料のことです。

追肥は、生育途中で肥料が切れないように与える肥料です。
サトイモは多肥にする必要はありませんが、肥料が切れると生育が鈍るので、
植え付ける時には元肥を忘れないようにし、生育途中の追肥も定期的に行います。


■元肥

サトイモの元肥は、地植えか容器植えかによって異なります。

・地植え
地植えでサトイモを育てる場合、元肥を与える方法は2種類あります。
1つはあらかじめ土に混ぜ込んでおく方法で、
もう1つは種イモと種イモの間に元肥として置く方法です。

◎混ぜ込む方法
植え付けを行う2週間以上前から土作りを始めます。
まずは土を30cm〜40cmほど掘り返してよく耕します。

そこに1uあたり100gの苦土石灰と、3kgの堆肥を加えてよく混ぜておきます。
植え付け1週間前になったら、
1uあたり100gの化成肥料を畝の中心に入れて畝を作ります。

◎間に置く方法
植え付けの1週間前までに、よく耕し、
1uあたり100gの苦土石灰を加えてよく混ぜておきます。

植え付け当日、種イモを植え付けるための溝を掘ります。
そこに種イモを等間隔に置きますが、
この時、種イモと種イモの間に堆肥を100g〜200g置きます。

堆肥の上から化成肥料を30gずつ置きます。
この時、堆肥と化成肥料が種イモにつかないように注意しておきましょう。

混ぜ込む方法よりも短い期間で植え付けまでたどり着けるので、
前作との兼ね合いで植え付け時期が近い場合は、こちらがお勧めです。

・容器栽培
容器栽培の場合は、培養土を使うことがほとんどです。
市販の培養土にはすでに元肥が含まれていことがほとんどなので、
さらに何かを混ぜる必要はありません。

土の酸度も調整されているので、苦土石灰を混ぜる必要もありません。


■追肥

元肥として入れた肥料が切れる前に、追肥をして生育が悪くならないようにします。
追肥のタイミングは何度かあるので、タイミングをはずさないようにしましょう。

・地植えの場合
種イモを植え付けた後、しばらくすると芽が出て葉が展開されます。
この葉が2枚〜3枚になった時が、最初の追肥のタイミングです。

次は葉が5枚〜6枚の頃が2回目の追肥のタイミングです。
最後は2回目の追肥から1ヶ月ほど経ってからが目安になります。

だいたい土寄せをするのと、
同じタイミングで追肥をするとちょうど良いタイミングとなります。 

1回の追肥には、1uあたり50g与えるようにします。


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容器栽培は肥料が流れ出やすい


・容器栽培の場合
鉢やプランターの場合は、植え付けている株数が少ないため、
1uというよりは1株あたりどれくらい与えるという計算をします。

追肥のタイミングは地植えと同じで構いません。
葉が2枚〜3枚になった時が1回目、
葉が5枚〜6枚になった時が2回目、
それから1ヶ月後が3回目の追肥になります。

肥料は1株あたり5gていどです。
少ないように思えますが、1株あたりなので問題ありません。

肥料を与える時は、株元すぐ近くではなく、少し離した場所にばら撒くようにします。

容器栽培の場合、注意が必要なのが、肥料切れしやすいということです。
肥料は水分に溶けて広がる仕組みとなっています。


容器栽培をしていると、水やりの度に、
容器の底から水がしたたるほど水を与えることになります。

この時流れ出ている水の中には、肥料の成分を含まれているため、
地植えに比べると肥料成分が流れてしまいやすくなります。

定期的に追肥をしていても、生育がにぶってきている場合や、
葉色が薄くなったり、黄色い斑点のようなものが出たら、肥料切れが疑えます。
その場合は、少量だけ追肥をしてあげましょう。

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