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サトイモは、表面の粗い繊維や剥いた時のぬめりなどで水を好みそうです


サツマイモ、ジャガイモなどは、露地植えにする場合、
水が必要なのは最初のうちだけで、あとはあまり必要ありません。

けれどサトイモは、サツマイモ、ジャガイモと違って水を好みます。

水やりの善し悪しでサトイモの生長が違ってくるので、
水の管理方法をよく覚えておくとよく生長し美味しい収穫が楽しめます。


[サトイモ 水やり]


■サトイモと水やり

サトイモは、もともと高温多湿を好む性質を持っています。
水切れを起こすと生育が悪くなり、子芋ができないということもあります。

しかも太陽の光も好むため、日当たりの良い場所で育てていると、
土が乾きやすくなることが多いですね。

特に真夏は、子芋や孫芋をどんどん増やしていく時期です。
この時期に水が足りていないと、芋が小さかったり、思うように増えません。

できれば常に土が湿気ている状態が望ましいのですが、
田んぼの脇などに植えていなければ、それも難しいでしょう。

植え付ける時、できるだけ土の保水力を高めておくと、
水切れを起こしにくくなるのでお勧めです。


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サトイモは水切れに弱いです


■水やりの頻度

畑などに畝を作って育てているのか、
鉢やプランターで育てているのかによって、水やりの頻度が変わります。

ただし共通しているのは、乾かさないことです。
梅雨より前であれば、株もまだ小さく、子芋もあまりできてはいません。

そのため、土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与える程度で十分です。
梅雨の間も、雨が多いので水やりの頻度は下がります。

問題は梅雨明け後です。
梅雨が明けると、とたんに晴れの日が多くなり、雨が少なくなります。

最近の気候では、夕立もなかなか降らないことが多いです。
かと思うとゲリラ豪雨のように、短時間で大量の雨が降ることもあるので、
なかなか調整が難しくなります。

サトイモの場合、湿っている状態が続くのは問題がありません。
むしろ雨が降るのではと、水やりを見合わせる方が危険です。

水やり後すぐに雨が降っても、サトイモにとっては恵みの雨です。
雨を頼りにせず、乾かないように管理することが大切です。

・容器栽培
鉢やプランター栽培では、露地栽培よりも水切れしやすくなります。

特に梅雨明け後は、天気や土の状態に関わらず、毎朝水を与えても良いでしょう。
雨が降らない日は、必ず水を与えるようにしても問題ありません。

また、晴れた日だと夕方には土が乾き始めることがあります。
その場合は、夕方にも水を与えるのがお勧めです。

鉢栽培で、日中に乾燥するのが心配な場合は、腰水にしておく方法もあります。
サトイモを育てている容器が入る鉢皿に入れ、鉢皿に水を溜めておく方法です。

ただし、1日中水に浸けた状態だと、今度は根が呼吸できずに傷むことがあります。
常に湿気ている環境は好きですが、度を越えると枯れる原因となります。

できれば、腰水にして浸けておくのは午前中のみとし、
午後からは鉢皿をはずしておくと、窒息せずに済みます。

毎日新しい水を与えるのは、新鮮な空気を土中に送り込む意味もあります。


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地植えのサトイモも水やりを忘れないようにします


・地植え
地植えにしている場合、水切れしにくいだろうと水やりを忘れがちです。

けれどサトイモの場合は、土が乾燥していなくても、
できれば毎日水やりをした方が良いでしょう。

真夏の子芋が生長する時期は、乾燥は大敵です
昼間に乾燥してしまった場合は、
地植えであっても夕方の水やりが必要になる場合があります。

サトイモを育てている周りにもしっかりと水分が浸透するように、
畝と畝の間に水を溜めて水やりをする方法があります。

サトイモを育てる時のポイントは、地植えであっても水を切らさないことです。


■どうしても乾く場合

朝と夕方に水やりをしても、日中に乾いてしまうということもあるでしょう。
その場合は、土の表面にマルチをしておくのがお勧めです。

一番のお勧めはワラです。
ワラを表面に敷き詰めることで、土から水が蒸散するのを軽減することができます。

また、ワラとワラの隙間にも多少の水が溜まり、湿度を保ってくれます。
ワラの下に、さらにもみ殻を敷いておくのも、保湿効果があります。

畑などであれば、ビニールマルチも使えます。
ビニールが土の上をカバーしていることで、土から水分が逃げにくくなります。

ただ、水を与える時に注意しないと、ビニールの内側まで水が浸透せず、
そのために水切れを引き起こすこともあります。

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