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レウイシア


・学名 Lewisia
・科名 スベリヒユ科
・属名 レウイシア属
・開花期 常緑種:4月下旬〜6月上旬
      落葉夏休眠性種:4月下旬〜5月
・休眠期 常緑種:7月〜9月上旬
      落葉夏休眠性種:6月〜9月中旬
・難易度 中級者向き
・楽しみ方 鉢植え、石づけ、ロックガーデン



[レウイシアの育て方]


■レウイシアの特徴

レウイシアは、北アメリカのコロンビア川流域に多くみられる
多肉性の植物で、常緑種と落葉夏休眠性種があります。

春から初夏に咲く花は、造花と見まごうほどに華やかです。


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華やかで可愛らしい


■栽培適地と品種

・栽培適地
通年日当たりと風通しが良い場所を好みます。

・用土と鉢
水はけの良い用土を好みます。
硬質鹿沼土7:軽石砂3の配合の用土などが良いでしょう。

市販の培養土を使うときは、サボテン・多肉植物用の土か、
山野草の土などを使用します。

多湿を嫌うため、通気性と水はけの良い鉢が適しています。
乾きやすい焼き締めの深鉢が良いでしょう。

・主な仲間
レウイシアには、常緑性のものと、
夏に葉が落ちる落葉夏休眠性種のものがあります。

鉢花として流通する種類もありますが、
暖地の都市部での栽培は、やや難しいでしょう。

レウイシアと同様に育てられるものに、
カリプトリディウムや、タリヌムがあります。

・品種
レウイシア・レティビバは、
ロッキー山脈に分布する夏休眠性種です。
細い葉のロゼットから咲く大輪桃花は見事です。

レウイシア・コチレドンは、カリフォルニアの山地産です。
白花にピンクの筋が美しく、人気がありますが、
多湿に弱く、寒冷地以外では栽培が難しいです。

レウイシア・レディビバ・ミノールは、夏休眠性種で、
全体に小型で肉厚、葉も短くて太く白い花を数輪咲かせます。

レウイシア・ブラキカリックスは、
カリフォルニア原産の夏休眠性種です。
春に白やピンク色の多弁花を次々と咲かせます。
古株になると多湿に弱くなるので注意します。

レウイシア・トウィーディは、ワシントンの岩場に見られる常緑種です。
春に咲く大輪桃花が美しいですが、高温多湿に弱く、
栽培はやや難しいです。


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1〜2年で植え替えると元気に育ちます


■植え付け・植え替え

・植え付け
常緑種、落葉夏休眠性種共に、
9月下旬〜10月が植え付け適期です。

このころは、常緑種は夏を越して生気が戻りますし、
休眠種も発芽が始まります。

流通する苗は水持ちの良い用土に植え付けられていることが多いため、
まず、古い用土を落として、根を1/3ほど切り詰めてから植え付けます。

常緑種は株元、休眠性種なら芽の先端が5mmほど隠れるように覆土します。
植え付け後、表面にゴロ土を1列敷くと、根元の多湿を防げます。

1週間ほど日陰で落ち着かせてから、棚に置きます。

・植え替え
植え付け同様、常緑種、落葉夏休眠性種共に、
9月下旬〜10月が適期です。

いずれも太くやわらかい根茎があるので、
株を鉢から抜いたら、根茎を傷めないように、
古土を落としてから、植え付けます。

茎が立ち上がってくるので、植え替えは毎年か、
2年に1回行います。


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多肉植物で厚い葉をしています


■栽培管理

多肉植物のため乾燥に強い反面雨を嫌うので、雨よけをします。

基本的に日当たりを好みますが、
夏は葉焼けしやすいので30〜50%遮光し、風通しよくします。

冬の乾風は株を傷めるので、風よけするか、
寒さにはあまり強くなく、霜に当たると傷むため、
無加温ハウスに置きます。

種を採らない場合は、
花後、花茎を根元から切り落とすと、株が充実します。

・水やり
高温多湿は根腐れの原因になるので、水やりに注意します。
特に常緑種は、古くなると葉の中心に水がたまりやすく、
たまると腐りやすいです。

表土が乾いてから2〜3日後に、株元に水を与えるようにします。

休眠性種は、夏に地上部がないので、
表土が乾いたら軽く湿らせる程度に水を与えます。
芽が出始めたら、通常の水やりに戻します。

・追肥
芽出し後に、葉に触れないように置き肥をして、
春と秋に液体肥料を月1回施します。

多肥になると根茎を痛めやすいので注意します。


■増やし方

種ができるので、採りまきします。
小苗のうちは多肥栽培すると、生長が早いです。

株分けには適していません。


■病害虫

多湿による軟腐病と根腐れに注意します。

レウイシアは多肉質の葉をしていますが、ナメクジや
ヨトウムシが意外に好むので注意します。
花は、アブラムシが付きやすいです。

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