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アブラムシ、植物、とくに野菜を育ていて、いちばん厄介に感じます


アブラムシは、体は小さいですが、繁殖力がとても強いため、
あっという間に増え、駆除がたいへんです。

最初は数匹であったとしても、放っておくとどんどん数を増やし、
気付いた時にはツルなどの表面を埋め尽くすほどです。

厄介なアブラムシをまずは予防し、
もし被害にあった場合も、素早く対処しましょう。


[アブラムシ 駆除]


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あっという間に、増えています


■アブラムシがつくと?

アブラムシは植物の汁を吸う害虫です。
少し吸われる分には問題ありませんが、
だんだんと数が増えていくと、それだけ吸われる汁の量も増えていきます。

大量に汁を吸われた植物は、徐々に弱っていきます。
弱ったところに他の害虫がついたり、病気にかかることもあるため、
アブラムシがついたことにより、急速に枯れてしまうこともあります。

また、アブラムシ自体がウィルス性の病気を媒介することもあるため、
早めに駆除しておきたいです。


■アブラムシの予防

アブラムシの被害を受けないためには、まずアブラムシを寄せないことが大切です。
苗が小さいうちから防除し、アブラムシの被害を受けないようにしましょう。

・購入苗に注意
苗を購入する時、ツルや葉の裏、新芽の部分に、
アブラムシがついていないかどうかを、必ず確認します。

アブラムシがついている苗を植え付ければ、そこからアブラムシが繁殖します。
最初からアブラムシがついている場合は、
駆除が大掛かりになるので、絶対に連れ帰らないようにしましょう。

・ネットを使う
苗を植え付けてすぐから、ツルが伸び始めるまでの小さいうちは、
防虫ネットなどをかぶせておくのがお勧めです。

中でも、アブラムシが嫌うキラキラとした銀色のラインが入った防虫ネットは、
寒冷紗などの白いネットなどよりも効果が期待できます。

・黄色や銀色のテープを使う
植物が生長して大きくなってくると、
ネットをかぶせての栽培が難しくなってきます。

ネットをはずした後は無防備な状態になるので、
アブラムシが嫌いなキラキラ光る銀色のテープを、
近くに垂らしておくと忌避効果があります。

反対に黄色はアブラムシが好む色です。
黄色の粘着テープを植物の近くに設置しておくことで、
アブラムシが粘着テープに寄ってくっつき、植物につくのを防ぐことができます。

・窒素を控える
窒素が多い状態で植物を育てると、アブラムシがつきやすくなります。
元肥や追肥に使う肥料は、窒素・リン酸・カリが同等のものか、
リン酸が多めのものを選ぶようにし、窒素ばかりにならないようにします。

・自然忌避剤を散布
木酢などの自然忌避剤を薄めて植物に散布することで、忌避剤になります。
農薬に比べると効果は強くありあせんが、人体や植物への影響も少なくて済みます。
できるだけ無農薬で育てたい場合には、やってみる価値があります。


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テントウムシやハチが天敵です


■アブラムシの駆除対策

どれだけ注意していても、いつの間にかついているのがアブラムシです。
ついてしまったものは仕方がないので、適切に対処して駆除するようにしましょう。

・捕殺する
数が少ないうちなら、まだ薬剤なしで駆除が可能です。
一番簡単なのは、ビニール手袋をして手でつぶす方法です。

触るのが苦手な人は、粘着テープを使って捕殺するのもお勧めです。
粘着テープは、強いものを使うと葉やツルを傷めるので紙テープが最適に感じます。

アブラムシをくっつけるくらいの粘着力があれば十分なので、
あまり強いテープは使わないようにします。

・牛乳を散布する
牛乳を薄めたものを散布することで、アブラムシを牛乳液が包んで窒息させます。
ただ、牛乳液がついた部分はそのままにしておくと、カビの原因になることがあります。

牛乳液をかけたあと、ある程度乾燥したら、
散布した場所に水をかけ、牛乳液を洗っておくようにしましょう。
>>アブラムシがびっしり!牛乳で退治!

・薬剤を使う
捕殺や効果の弱いものでは駆除できないほど増えた場合は、
思い切って薬剤を使った方が駆除しやすくなります。

ベニカベジスプレー、スミチオン乳剤などが使えます。
薬剤には、アブラムシに効果があっても、該当植物が登録されていないものがあります。

必ず植物が登録されている薬剤を購入し、用量を守って使用しましょう。

>>アブラムシ、農薬を使わずに駆除する方法
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