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ヒメシャクナゲは高層湿原に生える常緑の矮小灌木です


・学名 Andromeda
・科名 ツツジ科
・属名 ヒメシャクナゲ属
・開花期 4月下旬〜5月
・休眠期 11月下旬〜3月中旬
・難易度 初級者〜中級者向き
・楽しみ方 鉢植え、石づけ、寄せ植え、ビオトープ



[ヒメシャクナゲの育て方]


■ヒメシャクナゲの特徴

ヒメシャクナゲは草丈10〜20cmで華奢なため草のようですが、
れっきとした樹木なんですね。

細く小さなシャクナゲに似た葉を茂らせて、ピンク色のかわいらしい
壺型の花を咲かせます。

単体でも、他の湿原植物との寄せ植えにも適します。


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壺型の花が愛らしいです


■栽培適地と品種

・栽培適地
風通しが良く、よく日の当たる場所を好みます。
冬の寒さには強いですが、寒風が当たらないところが良いでしょう。

ヒメシャクナゲは夏の暑さが苦手なので、
風通しの良い半日陰で管理します。

・用土と鉢
刻んだ水ゴケを用土に混ぜるか、水ゴケ単体で使用します。
根が浅いので、鉢は平鉢が適しています。

・主な仲間・品種
ヒメシャクナゲは、シャクナゲの仲間です。
近年では園芸品種が開発され、野生種よりも育てやすくて人気です。


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こちらがシャクナゲ


■植え付け・植え替え

・植え付け
3月下旬〜4月中旬か、9月下旬〜10月上旬が植え付け適期です。

用土を盛り上げて植え付け、水を与えて落ち着かせます。
植え付け後は日陰で2〜3日管理後、棚上に移します。

・植え替え
植え付け同様、3月下旬〜4月中旬か、9月下旬〜10月上旬が適期です。

株を鉢から抜き、根鉢を崩しますが、
崩しすぎるとばらばらになるので注意します。

植え替えは、水ゴケ単用は水ゴケが傷むので毎年、
その他は2年に1回行います。


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暑さと冬の乾燥に弱いです


■栽培管理

一年中日当たりの良い場所に置きますが、
暑さに弱いため夏の西日は避け、乾燥に弱いため冬は乾風をよけます。

・水やり
1日1回、たっぷりと水やりをします。

乾きやすい場合は1cm程度の腰水にします。
腰水は、深水にしません。
夏は水温が上がるので、毎日水を入れ替えます。

湿原に生える植物のため乾燥に弱く、根が乾くと枯死してしまいます。
冬の休眠期も、水切れさせないよう注意します。

・追肥
春と秋に置き肥を施します。


■増やし方

植え替え時の株分けか、挿し芽で増やせます。

挿し芽は、5月頃、新しく伸びた枝を挿します。
栽培しているうちに、だんだんほふく枝が大きくなって草姿を乱します。
強い枝を剪定して挿すとよいでしょう。

挿し穂は、下葉を切り落としても、そのままでもよいです。
挿し床は、鹿沼土または水ゴケ単用とします。


■病害虫

ナメクジやケムシに注意します。

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