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春が訪れ梅や桃などが咲き誇る中、
ギンヨウアカシアの鮮やかな黄色は一段と目をひきます


・学名 Acacia baileyana
・分類 常緑小高木
・科名 マメ科
・属名 アカシア属
・原産地 オーストラリア
・樹高 4〜6m
・開花時期 3月中旬〜4月中旬



[ギンヨウアカシアの育て方]


■ギンヨウアカシアの特徴

アカシアはオーストラリアなど温かな地域に自生している植物です。
ギンヨウアカシアはアカシアの仲間の中では耐寒性があり、
日本でも関東以西では庭木や街路樹として人気があります。

花付きが良く、開花時には銀色の葉と、
枝一杯に咲く明るい黄色のコントラストが大変見事です。

丈夫で生育力旺盛でやせ地でもよく育ちます。
アカシアの仲間には英名に「ミモザ」という名が付くことがあり、
アカシアをミモザと呼ぶこともあります。

しかし、ミモザは本来はオジギソウの学名になります。


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ギンヨウアカシアの実


■栽培適地と品種の選び方

・栽培適地
寒さに弱く、関東以西で栽培が可能です。

・品種選び
ギンヨウアカシア・プルプレア:
ギンヨウアカシアの園芸品種で、
新葉が深い紫色になって展開していきます。

サンカクバアカシア:
上向きによく伸びる枝に、
びっしりと三角形の銀色の葉が伸びていきます。
花は小さく、穂状の花が枝の先に咲きます。
樹高は2mとアカシアの中ではコンパクトです。
耐寒性はよくないので栽培は南関東以西がお勧めです。

アカシア・フロリバンダ:

葉は緑色で細長く、枝はしだれています。
笹のような葉が涼しげで、ホソバアカシアとも呼ばれています。
南関東以西での栽培がお勧めです。


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フサアカシア:
ミモザアカシアとも呼ばれています。
ギンヨウアカシアよりも葉も花も大きく華やかです。


■植え付け・植え替え

・植え付け
植え付けは3月から4月もしくは11月に行います。
日当たりがよく、水はけのよい場所を好みます。

生長が早く、強い風が当たると倒れる可能性があります。
風当たりの強い場所を避け、植えた後は支柱をたててあげましょう。

根鉢の2倍の大きさと深さの植え穴を掘ります。
掘り上げた土の1/3の量の腐葉土と堆肥を混ぜてから埋め戻します。

・鉢植えの植え替え
鉢の植え替えは3月から4月の間か11月に行います。
乾燥した土地を好むので、排水のよい土を用土にします。

赤玉土の小粒と腐葉土を6:4の割合で混ぜるとよいでしょう。
ギンヨウアカシアは生長がはやいので、大きめの鉢に植えます。
鉢底には、小石を敷き詰めておきましょう。


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フサアカシアの樹形


■剪定と仕立て方

剪定は開花後から7月半ばまでに行います。
苗木は枝数が少なくさびしい印象です。

植え付け後3年間は伸びた部分を切り戻して分枝していきます。
3年目以降は太く伸びた枝だけを切り戻していきます。

枝数が増えて込み入ってきたら2〜3年枝で切り戻します。
サンカクバアカシアは樹高が高くありませんが、
それ以外のアカシアは大きく育ちます。

あまり大きくしたくないときは、好みの高さまで切り戻します。


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ニセアカシアと言われるハリエンジュ


■栽培管理

・水やり
庭植えでは水やりはほとんど必要がありません。
鉢植えの土はよく乾くので、よく観察し、
乾いたらたっぷりと水を与えるようにします。

特に、4月中旬から10月下旬までの生育期は水切れに注意が必要です。
あまりにもよく土が乾くときは、根が込み入っているのかもしれません。
ひと回り大きな鉢に植え替えてあげましょう。

・肥料
アカシアはマメ科の植物です。
マメ科の植物は窒素成分を自分で作り出せるので、
肥料はあまり必要としません。

若木の間は油かすや緩効性の肥料を、
花後に施しますが、量は控えめにします。

鉢植えでは、4月から5月と11月から12月の間に、
油かすや緩効性の肥料を施します。

鉢植えでも肥料は控えめでよく、
葉が生き生きとして元気がよいのであれば控えても構いません。

・増やし方
花後に鞘に入った種ができます。
種を撒いて実生で増やします。

種は一晩水につけておくと発芽率が高くなります。
種を植えてから1〜2週間で発芽します。


■病害虫

8月から9月に葉を食害する害虫の被害に合うことがあります。
早めに殺虫剤を散布して退治しましょう。

冬の間にマシン油乳剤や石灰硫黄化合剤を撒いておくと、
害虫の被害を減らすことができます。
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