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シラカバは白い幹と濃緑の葉が美しく、
樹形も整えやすくシンボルツリーとして人気です


・学名 Betula utilis var.jacquemontii
・分類 落葉高木
・科名 カバノキ科
・属名 カバノキ属
・原産地 ヒマラヤ
・樹高 8m
・紅葉期 11月初旬〜11月下旬



[シラカバの育て方]


■シラカバ仲間の特徴

シラカバ(白樺)は白い幹と濃い緑の葉のコントラストが美しく、
樹形も良くととのうのでシンボルツリーとして人気です。

シラカバは本来高山に自生し、寒冷地でなければ栽培はできませんでした。
最近になって品種改良が進み、
日本全国栽培が可能なシラカバ・ジャクモンティが登場しました。

避暑地のイメージの強いシラカバを、
日本中で楽しむことができるのはうれしい限りです。


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シラカバの樹氷


■栽培適地と品種の選び方

・栽培適地
品種を選べば日本全国で栽培が可能です。

・品種選び
シラカバ・ジャクモンティ・ドーレンボス:
日本の白樺は大きくなるまで幹が白くなりません。
しかし、シラカバ・ジャクモンティ・ドーレンボスは、
若木のうちから、幹から枝の先まで真っ白になります。

シラカバ・ペンジェラ・ヤンギー:
枝垂れ性のシラカバです。
寒冷地での栽培に向いている品種です。


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苔とシラカバ


■植え付け・植え替え

・植え付け
植え付けは、3月上旬から4月下旬もしくは11月中に行います。
日当たりのよい場所で、水はけのよい肥沃な土壌を好みます。

大気汚染に弱いので、道路際に植えるのは避けたほうがよいでしょう。
大きく育ちますが、移植を嫌うので、
植え場所は計画性を持って選ぶ必要があります。

また、白い幹が芝生のグリーンや広葉を目立たせる効果があるので、
2〜3本まとめて植えるのがお勧めです。

植穴は大きめに掘り、
保水力を高めるために堆肥と腐領土を混ぜておきます。

浅めに植え付け、植え付け後はしっかりと土を踏み固め、
水をたっぷりと与えます。

根付くまで支柱を添えて支えましょう。

・鉢植えの植え替え
シラカバは根を細根が少なく、移植を嫌います。
植え替え時には根をあまりいじらないように気をつけましょう。

植え替え時期は葉が落ちる直前や、
根が動き始める3月頃の行うと根が付きやすくなります。

植え替えの用土には赤玉土とバーク堆肥を混ぜたものを使います。

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シラカバは、弱剪定でOK!


■剪定と仕立て方

シラカバの剪定は休眠期である11月から3月までの間に行います。
自然の樹形を活かしたいのであまり強い剪定は行いません。

立ち枝や絡み合った枝を抜く程度にとどめたほうがよいでしょう。
剪定を行うときは必ず枝分かれした根元で切り取ります。


■栽培管理

・水やり
夏時期の乾燥に気をつけます。
庭植えでも乾燥が強い時には水を与えるようにします。
鉢植えでは一層夏場の乾燥に気をつけましょう。

・肥料
庭植え鉢植え共に、
2月から3月の間に寒肥として緩効性の化成肥料を施します。
6月には、追肥として同じく緩効性の化成肥料を施します。

・増やし方
日本製のシラカバを台木として使い、接ぎ木で増やします。


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カミキリムシの幼虫に注意します


■病害虫

暖地では、カミキリムシの幼虫の被害に合いやすくなります。

樹の幹や枝にノコギリを引いたような木くずが付いていたら、
近くに害虫がもぐりこんでいる穴があります。
穴に殺虫剤を注入して退治します。
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