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マンリョウ(万両)は冬時期に赤い実を観賞する樹木です


・学名 Ardaisia crenata
・分類 常緑低木
・科名 ヤブコウジ科
・属名 ヤブコウジ属
・原産地 日本、朝鮮半島、中国、台湾、インドなど
・樹高 0.3m〜1m
・開花時期 7月上旬〜7月下旬
・果実鑑賞期 12月上旬〜3月下旬



[マンリョウの育て方]


■マンリョウの仲間の特徴

マンリョウは、江戸時代から人気の樹木で、
品種改良もそのころから繰り返されてきました。

班入りの葉のものや実の色にも変わったものがたくさんあります。
センリョウと並んで、お正月の縁起物としても欠かせない存在です。


■栽培適地と品種の選び方

・栽培適地
関東よりも西の地域で栽培が可能です。

・品種選び
宝船:
ごく一般的に栽培されている品種です。
細長いキレのある葉はつややかです。
葉の濃い緑と光沢のある赤い実がとても鮮やかです。
株は大きく、丈夫で育てやすいのも魅力です。


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シロミノマンリョウ:
白い実をつける品種です。
葉は濃い緑色で光沢があり、ふちが鋸状になっています。

曙白鳳:
班入りの万両です。
新葉は白い班で埋め尽くされているようですが、
だんだんと緑色になり、白いふちだけが残ります。
実は赤色です。

紅孔雀:
班入りの品種で、紅葉を楽しむこともできます。
赤い実が付きます。



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マンリョウの花


■植え付け・植え替え

・植え付け
植え付けは5月か9月中旬から10月下旬に行います。
半日陰で、肥沃で水はけと水もちのよい土壌を好みます。

強い風が直接当たらない場所がよいでしょう。
植え付け時には掘り上げた土に腐葉土を混ぜておきます。

・鉢植えの植え替え
植え替えは2年に一度、5月に行います。

今植えている鉢よりもひと回り大きな鉢に植え替えを行います。
赤玉土と腐葉土を、8:2の割合で混ぜたものを用土として使います。


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生育とともに下のほうの葉が少なくなります


■剪定と仕立て方

枝数が少ないので剪定を行う必要はありません。
長く育てていると、葉のない幹の部分がどんどん長くなり、
頭でっかちで格好が悪くなります。

◎取り木の方法
そのような時は取り木を行って株を仕立て直します。
取り木は、幹の一部に2〜3pぶん皮をはぎ取ります。

皮をはぎとった部分を湿らせたミズゴケで覆い、
ビニールをかけて上下を縛ります。
2〜3か月で発根します。

発根したら親株から切り離し、
赤玉土と腐葉土を7:3の割合で混ぜた土に挿して半日陰で育てます。


■栽培管理

・水やり
庭植えでは水やりの必要はありません。

鉢植えでは鉢の土が乾いたらたっぷりと水を与えます。
水を与えすぎると根腐れをおこし、水が足りないと葉が枯れてきます。

・肥料
庭植えでは2月から3月に牛糞や油かす、緩効性化成肥料を施します。
追肥は9月に緩効性の化成肥料を与えます。

鉢植えでは、3月と5月と9月の3回、骨粉と油かすを混ぜた固形肥料を置き肥します。

・増やし方
5月〜6月に挿し木で増やします。
また、種を播いて増やすこともできます。

種を播くときは、果肉を取り除いて赤玉土に播きます。
明るい日陰で乾燥に注意して育てます。
発芽までは3〜4か月かかります。


■病害虫

病害虫の心配はあまりありません。

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