hanamizuki004.jpg
紅葉も楽しめ、秋になると赤い実がかわいらしく、
夏時期の葉も美しく一年中観賞価値があります


・学名 Cornus florida
・分類 落葉高木
・科名 ミズキ科
・属名 ミズキ属
・原産地 北アメリカ東部、メキシコ北東部
・樹高 4m〜10m
・開花時期 4月中旬〜5月中旬
・紅葉時期 10月中旬〜11月中旬



[ハナミズキの育て方]


■ハナミズキの仲間の特徴

桜の花が終わった後、
新梢の展開に先駆けて大変華やかな花を咲かせます。

枝一杯に白や紅色の花がつき、とても見ごたえがあります。
花に見えるのは総苞片で、本当の花は総苞の中心にあるつぶつぶの部分です。

ハナミズキは明治に末期に当時の東京市長がワシントンに送った、
桜の返礼としてアメリカからやってきました。

日本に自生しているヤマボウシとよく似ているため、
当初はアメリカヤマボウシと呼ばれていました。

しかし、あまりに花が鮮やかで美しいため、
いつしかハナミズキと呼ばれるようになりました。

ハナミズキは丈夫で美しく、育てやすい樹木で、大変人気があります。


hanamizuki002.jpg
紅葉と実が美しいハナミズキ


■栽培適地と品種の選び方

・栽培適地
北海道中央部よりも温かい地域で育てることができます。

・品種選び
チェロキー・チーフ:
赤系の花の代表品種です。
鮮やかな赤い花と紅葉で、庭が明るくなります。
丈夫で育てやすい品種です。

クラウド・ナイン:
白花の代表品種です。
大輪の白い花はとても華やかです。

レッドジャイアント:
日本生まれの赤系の品種です。
花径は10pもあり、花色は濃くとてもインパクトがあります。

チェロキー・サンセット:
薄いピンク色の花が咲きます。
ハナミズキには珍しい班入りの葉を楽しむ品種です。
新梢は赤く、次第に黄金色の班に変わっていきます。


hanamizuki003.jpg
白も綺麗です


■植え付け・植え替え

・植え付け
植え付けは11月中旬から12月中旬から3月末までの間に行います。
美しい花色を楽しむためには、日当たりのよい場所で育てます。

水はけのよい肥沃な土壌を好みます。
植穴を根鉢の2倍の大きさに掘ります。

掘り上げた土に堆肥を2〜3リットルと、
緩効性の化成肥料を一握り混ぜます。

土を少し戻してから株を置き、残りの土を埋め戻します。
植えた後は棒で土をつついて周囲の土となじませます。
若木の間はぐらつくので支柱をたてます。

・鉢植えの植え替え
植え替えも11月から3月の休眠期に行います。
ハナミズキはできるだけ大きな鉢で育てたほうが、
花が伸び伸びと咲き誇ります。

出来れば、10〜15号の鉢で育てたいものです。
植え替えも、大きな鉢の方が頻度が少なくて済みます。

10号以上の鉢で2〜3年おき、
50p以上の鉢なら5年間は植え替えの必要がありません。

用土には赤玉土に腐葉土を6:4の割合で混ぜ、
緩効性の化成肥料を混ぜておきます。


hanamizuki005.jpg
剪定は、しなくてもだいじょうぶです


■剪定と仕立て方

広い庭であれば、剪定は特に必要はありません。
込み入った枝を間引く程度で十分です。

庭のスペースが限られているときは、
樹高が2mになったら切り戻し、横枝を張らせます。


その後は冬時期に、
ひと回り小さくなるように伸びすぎた枝を切り戻します。


■栽培管理

・水やり
ハナミズキは水切れに弱いので、
庭上でも乾燥している時期は水を与えるようにします。

とくに、植え付けて2年以内の若い樹は、
水切れを起こさないように注意しましょう。

鉢植えでは、花時期は特に毎日水を与えます。
花が終わった後は、鉢の土の表面が乾いたら水を与えるようにします。


hanamizuki001.jpg
高さ10メートルにもなるそうです


・肥料
庭植えにしているときは寒肥に牛糞や油かす、
緩効性の化成肥料を11月中旬から12月下旬の間に施します。

鉢植えでは、油かすと骨粉の混じった固形肥料を、
休眠期の間と5月の花後、花芽をつくる8月ごろに置き肥します。

・増やし方
接ぎ木か挿し木で増やします。
種を植えても増やすことができます。


■病害虫

梅雨時期と秋にうどんこ病にかかることがあります。
ミラネシン水和剤で防ぐことができます。
若木のうちはカミキリムシの幼虫に注意します。
 カテゴリ
 タグ