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丈夫でよく生長し、観賞価値も高くシンボルツリーにふさわしい樹木、
冬でも葉は美しい色を保ってくれます


・学名 Cupressus
・分類 常緑高木(針葉樹)
・科名 ヒノキ科
・属名 イトスギ属
・原産地 北アメリカ、メキシコ他
・樹高 5m〜8m



[イトスギの育て方]


■イトスギの特徴

イトスギの葉は思わず撫でてしまいたくなるほど手触りが良いです。
イトスギはコニファーの中でも芳香が最も強い品種です。
コニファーの芳香はフィトンチットという成分が含まれ、癒しの効果が期待できます。

ゴールドクレストやブルーアイス、サルフレアはクリスマスツリーにしても素敵です。
モミの木のように葉がチクチクしないので飾り付けも楽にできます。


■栽培適地と品種の選び方

・栽培適地
東北地方より西の地域で栽培が可能です。


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育てやすく樹形も整いやすいゴールドクエスト


・品種選び
ゴールドクレスト:
明るい黄緑色の葉が美しい人気の樹木です。
生育力旺盛で樹形も自然に整うので育てやすい樹木です。
クリスマス時期はクリスマスツリーとしても良く利用されています。

ブルーアイス:
優れた方向と美しい銀青色の葉が魅力です。
生長が早く、夏も冬も葉色が変わらず通年美しい姿を保ってくれます。
クリスマスツリーとしても人気の樹木です。

サルフレア:
明るい緑色の葉は「サルファーイエロー」という色彩用語に使われています。
ブルーアイスよりも生長が遅いので、栽培スペースの限られる庭にも安心して植えることができます。
クリスマスツリーとして使うこともできます。

スエンズゴールド:
葉は黄金色で、細長い樹形に育ちます。
ロケットのような個性的な姿が魅力です。

ピラミダリス:
青銀色の葉は美しく、強い芳香があります。
新梢の時期は葉が白い粉をふき、一層見応えがあります。
ブルーアイスよりも細身です。


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緑の良い香りがしてきます


■植え付け・植え替え

・植え付け
植え付けは3月か11月に行います。
土質は特に選びませんが、日当たりがよく水はけのよい、
直接強い風が当たらない場所を好みます。

生長がはやいのである程度スペースを用意して植えたほうがよいでしょう。
根鉢の倍の大きさに植え穴を掘ります。
掘り上げた土には、緩効性の化成肥料と腐葉土を混ぜておきます。

イトスギはポットで売られていることが多いので、
ポットから抜き取った後は根を傷めないように植え付けます。
植え付けた後は水をたっぷりと与えます。

・植え替え
鉢の植え替えも3月か11月に行います。
イトスギは生長が早く、特にブルーアイスは鉢植えにはあまり向きません。
そのほかの品種も2年に1度は植え替えを行います。

赤玉土の小粒と腐葉土とパーライトを6:3:1の割合で合わせたものを用土にします。
今植えている鉢よりもひと回り大きな鉢を用意します。

鉢底に小石を入れて水はけを良くしておきましょう。
植え替え後は日当たりのよい場所で管理します。


■剪定と仕立て方

イトスギは耐寒性には優れていますが高温多湿の日本の夏は苦手です。
剪定で枝をすいて風通しを良くしておきます。

剪定時期は3月か6月〜7月です。
剪定は円錐状の樹形を保つようにし、樹形を乱す枝を切るようにします。

外側の枝を残すと樹形が横に広がってしまうので、
内側の枝を残して外側の枝を切るようにします。

剪定ばさみで切ると、葉が茶色くなります。
強い剪定でなければ手で枝先を摘み取っていきます。


■栽培管理

・水やり
乾燥気味の方が根がよく張るので庭植えでは水やりは必要ありません。
鉢植えでは鉢の土の表面が乾いたら水を与えます。

・肥料
庭植えでは特に必要がありません。
鉢植えでは、3月、6月、11月に緩効性の化成肥料を少しだけ施します。
鉢植えの肥料は、少量の肥料成分が一年中聞いている状態を目指します。

・増やし方
挿し木(密閉ざし)で増やすことができます。
充実したわ鍵を8cmほどに切り、水揚げをした後赤玉土に挿しておきます。

挿し木をした鉢にU字型の針金を2本、十字になるように渡します。
鉢をビニール袋に入れ、口を針金の上で結んでおきます。
挿し木は日陰で管理します。


■病害虫

害虫の被害はあまり心配いりません。
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