okura.jpg
オクラ畑


オクラの苗は、一つのポットに2本〜3本の株が植えてあります。
2〜3本ともこのまま育てていても良いのでしょうか?


それとも、3本を別々の場所に植えたり、
途中で間引いて1本にしたほうがよいのでしょうか?

■オクラの間引き

1.オクラの性質
オクラはアフリカ原産のアオイ科の直根性の植物です。

直根性の植物は、大根やゴボウのように、
一本の根が分かれることなくまっすぐ真下に伸びていきます。

直根性の植物の根は途中で切れてしまうと、
再生することがとても難しくなります。

根が切れてしまうと生長不良をおこしたり、
最悪の場合枯れてしまうことがあります。

そのため、オクラは途中で植え替えることができません。
また、生育途中で根を傷めないように注意する必要があります。

直根性の植物は真下に根を伸ばしていくので、
プランター栽培では深い容器を用意する必要があります。

根が横に広がらない分、
大きく育つ割には株間は、やや狭くても構いません。

okura001.jpg
オクラ エメラルド 9cmポット苗 税込 130 円 C)マルトヨの苗


2.オクラの植え方
オクラを植える時は、根をできるだけ傷めないようにします。
オクラの苗は1つのポットに2〜3本の苗が植えてあります。

初心者がよくしてしまう失敗は、
複数の株を分けて植えてしまうことです。

オクラの苗は、株を分けてしまってはいけません。
株を分ける時に、根が傷んでしまうからです。

オクラを植える時は、できるだけそっとポットから取り出し、
土を崩さないように気を付けて植え付けます。

オクラは2m近くまで生長します。
プランターは60リットル以上の深型のものを用意します。

地植えにするときは、株間を40p開けます。


akaokura.jpg
赤オクラ、レッドサンやベニーなどの品種があります


3.オクラは何本立てで育てる?
オクラを何本立てで育てるかは、意見が分かれるところです。
ただ、オクラ苗が複数植えてあるのには理由があります。

オクラは複数植えていると、お互いに競合して生長がよくなります。
本葉が4〜5枚の頃に間引いて1本立てにすると、
残された株は急激に生長し、太く大きな株に育ちます。

株が大きく育つと、花付きも良く、収穫量が多くなります。
オクラは2m近くまで大きく育ちます。


okura-6fd8e.jpg
オクラは、競争心が強いようです


オクラは、生長していくにつれて、
高い位置についている実を収穫するのが大変になります。

脚立などを使って収穫するのが大変なときは、矮性の品種を選びます。
矮性の品種であれば、2本立てにして育てます。

2本立てにすると、お互いに支え合い、株が倒れにくくなります。
また、通常の品種のオクラを2〜3本立てにして育てることもあります。

株が大きくならない分、柔らかい実を収穫することができます。
また、たくさんの本数を植えることで、収穫する実の数も増えます。

オクラを1本立てにして、本来の大きな株に育てるのか、
複数立てにして柔らかい実を収穫するのかは、
栽培する人の好みでよいようです。


okura002.jpg
オクラの断面は美しいので料理を引き立てます


4.オクラを間引く方法
オクラを間引くときには、根から抜き取ってはいけません。
片方の根を抜き取る時に、
残っている株の根を傷める可能性があるからです。

オクラを間引くのであれば、本葉が4〜5枚まで育ったころに行います。
生長の遅い方の株をはさみで根元から切り取るようにします。

■関連記事
・オクラが硬くて食べられない理由は?
・オクラの実に小さな水滴やイボができるのは?
・オクラのお勧めの品種は?
・オクラのタネが発芽しない理由は?
・オクラの育て方(地植え)|低温にあわせず早めの収穫でおいしく!
・オクラのプランター栽培|肥料切れに注意し若どりで長期収穫
・オクラ 初心者向きの育て方
・オクラ 害虫対策は?
 カテゴリ
 タグ