
キュウリを育てていると、
花があまり咲かないことがあります。
キュウリの花が咲かない理由は、
どのようがことが考えられるでしょうか?
■キュウリ 花が咲かない理由は?
1.日当たりが悪い
キュウリは日当たりのよい環境を好む植物です。
日当たりが悪いと葉が充分に光合成することができず、
栄養分が足りなくなります。
栄養分が足りないと、株は生長する為に栄養分を使ってしまい、
花を作るエネルギーが不足し、花の付きが悪くなります。
株の植えた場所は日当たりが良くても、
葉がたくさん茂りすぎて、
株の内側に日が当たらなくなっていることもあります。
日照が良くないと、花が咲いても実をつける前に落ちてしまいます。
キュウリの株が込み入ってきたら、古い葉を中心に摘葉します。

日当たりが悪いと花の付きが悪くなります
2.風通しが悪い
キュウリは病気にかかりやすい植物です。
とくに、風通しが悪いとカビが原因の病気にかかりやすくなります。
病気にかかった株は、生長不良を起こし、
花をつけるための栄養が足りなくなります。
病気によっては株が枯れる原因にもなります。
植える時は株同士の間隔を十分に開け、土壌は水はけを良くします。
生長して葉が茂ってきたら、
古い葉を中心に摘葉して株の風通しをよくしましょう。

樹勢が安定するまでは、花が咲きにくいようです
3.肥料が足りない
キュウリはつる性の植物で、大きく育つため肥料を必要とします。
株が育つために十分な肥料が足りないと、
花を咲かせる栄養分が足りず、花付きが悪くなります。
植え付け時に元肥を十分に与えます。
株がしっかりとして来たら、1回目の追肥を行います。
追肥は、化成肥料か油かすを与えます。
株から少し離れたところに、
一握りほどの肥料を円を描くように撒きます。
その後は、15日〜20日ごとに追肥を行います。
4.水やりが足りない
キュウリは根が浅く、葉からの蒸散も多く、
水切れを起こしやすい植物です。
キュウリの果実は夜間に大きくなるので、
特に夕方の水やりが重要です。
水分が足りないと、花が咲きにくくなったり、
せっかく咲いた花が落ちてしまう原因になります。

とくに雌花が咲かないときは、
>>キュウリの雌花しか咲かないのは?
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