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大玉トマト(桃太郎)をプランターで栽培、裂果しました


トマトのプランター栽培は、土が少ないので、
頻繁に水をあげないと、水切れを起こすと感じますが、

水を与え過ぎると味わいが薄くなったり裂果したり、
根腐れを起こして病気になりやすいようです。

トマトのプランター栽培での水やりは、
どのように行うとトマトが美味しく生長し、裂果が少ないのでしょうか?



■トマト プランターの水やり方法は?

1.プランター栽培と地植えとの違い
プランターの水やりの方法を考える時、
まずはプランターでの栽培と地植え(畑)での栽培との、
環境の違いを知る必要があります。

◎地植え=畑
畑は、自然のサイクルの恩恵を受けることができます。
畑には、自然に落ち葉などの有機物が混入し、
微生物が分解するというサイクルが生まれています。

ミミズもどこからかやってきて、土を耕し、肥やしてくれます。
畑では多少雨が降らなくても、毛細管現象によって、
地下水から水分が地表に供給されます。

◎プランター
畑に比べ、プランターは完全に人工的な栽培環境になります。
プランターに入れられた培養土などには、
初期にはミミズが入り込むことはありません。

有機物を微生物が分解するサイクルも生まれにくいです。
プラスチック製のプランターの場合、
用土の表面以外に水が供給されたり、蒸発することもないです。

植物の根は、容器の中の限られたスペースの中にしか、
伸びて行くことができません。

しかし、プランター栽培の大きな長所は、コツがつかめれば、
栽培する植物の好きな環境に用土や水やりを整えることができる点です。


2.プランターの水やりでよくある失敗例
プランター栽培で、一番起きる失敗例は、水の与えすぎです。
植物を大切に育てようという気持ちが強いほど、よくある失敗です。

植物の根が必要としているのは、「水」「肥料」「酸素」です。
プランターの土の状態を調べずに、
毎日決まった時間に水をたっぷりと与えていると、
プランターの土は乾く時間を失います。 


特にプラスチック製のプランターは、
用土の表面からしか水分が蒸発できず、
真夏以外は土が乾燥しにくくなります。

常に土が湿っていると、植物の根は呼吸することができずに傷み、
酸素不足になり根腐れや病気になってしまいます。


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あいこは、降雨に強いミニトマトです


3.トマトの性質は?
トマトは、アンデス地方原産の野菜で、
気温が高く乾燥した環境を好みます。

トマトが雨に当たらないようにする、
雨よけ栽培という方法もあります。

アンデス地方は雨が少ない地域なので、
トマトは雨に当たるのを嫌います。

株が雨に当たりすぎると、病気にかかる可能性が高くなり、
実が割れる原因にもなります。


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簡易雨除け支柱
高さの違う支柱を立てて、補強支柱を横に組み、
透明ビニールをかけて留めます。


簡易な雨除けを作ってあげるか、
軒下など雨のかからない場所で栽培するのが良いです。



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標準プランター2株植えで元気に育つミニトマト、
用土に腐葉土を混ぜて排水性を良くしています


4.トマト プランターの水やり方法は?
トマトのプランター栽培では、
メリハリのある水やりをするのが最も良い方法です。

プランターの土がしっかりと乾燥したら、
鉢の底から水が流れるくらいたっぷりと水を与えます。

水を与える時は、株元の周りにだけに水をかけ、
トマトの樹や葉、株には水が当たらないように気をつけましょう。

真夏の水やりは、早朝に行います。
猛暑の日中に水をやると、プランターの土の温度が上昇し、
蒸れて根をいためてしまいます。 


真夏は水切れを起こしやすいので、早朝と夕方に水を与えます。
トマトは、乾燥気味に育てることが大切です。

■トマトのわかりやすい育て方
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