■ゲッケイジュの挿し木

1.挿し木の時期
ゲッケイジュ(月桂樹、Bay laurel)の挿し木は、6月〜8月が適期です。

ゲッケイジュはもともと暖かい場所を好みます。
そのため、秋に挿し木をしてしまうと、
すぐに冬になり、寒くなって生育が鈍ります。

春から新しく伸びた枝を使うので、
6月以降は、ちょうど挿し木に使える部分が伸びた頃になります。

2.挿し木の手順
まずゲッケイジュの挿し穂を用意します。
前年に伸びた古い枝ではなく、今年に伸びた新しい枝を使います。
枝先から10cm〜15cmほどを切ります。

害虫がついていたり、病気になっていたり、
傷んだりしている枝は使わないようにします。



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切口がなるべくキレイに斜めに切れるように、
切れ味のよいナイフやハサミを使いましょう。



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土に挿す部分にあたる、切り口から4〜5cmほどの部分は、
ゲッケイジュの葉を手で取り除いておきます。

それよりも上部にも葉がたくさんついている状態であれば、
少し葉を間引くか、葉自体を半分の大きさに切ってしまいます。
こうすることで水分を余計に蒸散させるのを防ぐことができます。



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挿し穂は、水を入れた瓶などに入れて、1時間ほど水上げしておきます。

次に、容器と土=挿し床を準備します。
鉢やプランターなどに、小粒〜中粒の赤玉土を入れ、湿らせておきます。



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あらかじめ挿し床に尖った棒や箸で穴を開けておき、
水上げをした挿し穂を、切り口が傷まないようにそっと用土に挿します。

斜めに挿したほうが、挿し穂が動かないので発根しやすいと思います。
*ルートン(発根促進剤)を使うと、成功率が高まるそうです。

発根するまでは、半日陰で管理し、あまり土が乾かないように注意しましょう。
時々、霧を吹きかけたり葉水を与えます。

挿した枝が全て発根するとは限りません。
とくにゲッケイジュは、発根率が低いので、
少なくても5本以上の挿し穂を用意すると良いです。

3.発根後の管理
私の経験では、発根して新葉が展開するまで1ヶ月以上かかりました。
ゲッケイジュの発根率は、2〜3割程度と低いです。
無事に発根し、枝先から新しい葉が出てきたら、鉢上げします。

1株ずつになるように分けて、植え替えを行います。
3号〜4号くらいのポットか鉢を用意し、
小粒〜中粒の赤玉土7と腐葉土3を混ぜたものを用土として使い、容器に入れます。

容器にゲッケイジュの根が外に出ないように挿し木をした枝を植え付けます。
植え付けた後は、半日陰で育て、段々と日当たりに慣らしていきます。

ポットや鉢が小さくなったら、一回りか二回りずつサイズを上げながら育てていきます。

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