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ラベンダー、夏に枯らせてしまうことがありますね


ラベンダーを育てていると、
夏場に元気がなくなる品種が多いです。

もともとラベンダーは涼しくて乾燥した気候を好むので、
日本の夏は生育環境に適していないようです。

ラベンダーが日本の夏を元気に乗り切る育て方をご紹介します。


■ラベンダー 夏の育て方

1.夏の栽培環境
ラベンダーの夏越しで気をつけたい時期は6月〜8月です。

6月〜7月上旬の梅雨の時期は雨による過湿と日照不足が、
ラベンダーには不向きな環境です。

長い間雨に当たった後の梅雨明けの暑さは、
弱ったラベンダーにさらに負担をかけてしまいます。

ラベンダーが元気に夏を乗り切るためには、
梅雨の前の剪定と、株元のマルチングが大切な作業となります。

2.夏の剪定
ラベンダーの開花時期は品種によって変わってきます。

ストエカス系やデンタータ系は4月〜5月ごろに開花します。

ラベンダーの中で最も香りのよいアングスティフォリア系は6月が開花時期です。
開花が始まったら、咲ききってしまう前に収穫を兼ねて摘み取ります。
花が付いた状態で放置しておくと、株が弱ってしまうからです。

できるだけ、本格的な梅雨が始まる前に収穫を行い、
切り戻し剪定と枝透かし剪定を行います。

切り戻し剪定は、花が咲かなかった枝も含めて、
株全体の枝をわき芽の上で切り揃えます。

さらに、枝透かし剪定を行います。
枝透かし剪定は、株の内側や細い枝を切り取り、
枯れた葉をこすり取って、株の根元の風通しを良くするために行います。

剪定の後の枝が株の中に残らないように注意します。
切り戻し剪定と枝透かし剪定を行うことで、

花後に弱った株の負担を減らしてあげるようにし、
株の内側に風と日光が届きやすくして梅雨時期や夏場の蒸れを防ぎます。


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バークチップでマルチングをするとおしゃれです


3.マルチングの方法は?
梅雨の雨で株元が汚れたり、夏場の乾燥と強すぎる日光を防ぐために、
株もとにマルチングを行います。

株の周囲の雑草を抜いて、株元をバークチップで覆います。
バークチップは2pくらいの厚さで敷いていきます。
わらや腐葉土を敷いても、効果があがります。

庭植えで育てているラベンダーでは、
あえて周囲の雑草を生やしておくのも一つの方法です。

雑草が種をつけないように注意が必要ですが、
雑草が日よけになり、乾燥を防いでくれます。


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夏場の肥料は、不要です


4.夏の肥料
ラベンダーのきれいな花が咲いたら、お礼肥をあげたくなりますね。

しかし、花後の弱った株に肥料を与え、
その後梅雨から夏の過酷な環境を迎えると、
かえってお礼肥が負担になって枯れてしまう原因になります。

ラベンダーは6月〜8月は肥料を与えないようにします。
9月になり、暑さが少し落ち着いたころに追肥を行います。

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