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冬は−5℃以下になる環境は、キンカンには辛いです


大切に育てているキンカン(金柑)の葉が落ちて、
幹だけになってしまったり枯れ込んでくることがあります。

キンカンが枯れる原因は、
どのようなことが考えられるでしょうか。 



■キンカン 枯れる原因は?

1.栽培環境が耐寒温度を超えている 
キンカンは、柑橘類のなかでは暑さ、寒さに強く育てやすい果樹です。
しかし、冬は−5℃以下になる環境や、霜に当たる環境では、
適応できず、枯れてしまうことがあります。

関東よりも北の地方でキンカンを栽培するときは、
冬は室内の日当たりのよいところに置いたほうがよいでしょう。

また、関東以南でも、急な冷え込みで霜や雪が降るようなときは、
室内に取り込んだ方がよいでしょう。

庭植えでは、北風が当たらないように風除けをし、
ワラや腐葉土でマルチをしてみてください。
不織布やこもなどを幹に巻くのも効果的です。

2.栽培している鉢が小さい
キンカンの鉢が小さいと根詰まりし根腐れを起こして枯れてしまいます。
キンカンの幹や枝に対して、鉢が小さすぎる時は、
一回り大きな鉢に植え替えたほうがよいでしょう。

キンカンは盆栽のような観賞用のものもあります。
小さな実がなっている姿はインテリアとしてもかわいいのです。

しかし、見た目やインテリア性を追求するあまり、
通気性の悪い鉢で育ててしまうのも株をいためる原因となります。

化粧鉢は通気性が悪く、特に底穴の小さいものは水が鉢の中で滞り、
根腐れを起こす原因となります。

素焼きの鉢のような通気性の良いものが理想です。
しかし、プラスチック製のものや、化粧鉢でも、
底穴がしっかりと大きくあいている、大きめの鉢を用意し、
鉢底石を敷いて通気性をよくしましょう。


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キンカンは、成長期に水を欲しがる果樹です


3.水分が足りない・多すぎる
キンカンは春から夏にかけての生長期には水分を必要とします。
この時期に水切れを起こすと、葉が落ちてしまう原因になります。

冬場に室内で育てているときは、水のやりすぎにも注意が必要です。
特に、鉢の下に水受け皿を置いて、常に皿が水で濡れているようなときは、
鉢の中が蒸れて根腐れを起こしやすくなります。

また、室内に置いているときに、
日当たりがよくないと光合成をすることができず、
与えられた水分を十分に利用できず株をいためる原因になります。

4.剪定をし過ぎた
キンカンは、あまり剪定を必要としない木です。
剪定をしすぎて葉が無い状態にしてしまうと、
葉から蒸散することができず、
通常の水やりでも根腐れを起こしやすくなります。


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キンカンは、強剪定が苦手です


5.実がなり過ぎた
キンカンは、木の大きさに比べてたくさんの実がなります。
しかし、摘果や摘花をせずにたくさんの実をならすと、
木が弱ってしまう原因になります。

鉢植えの3年生以上の木では1本あたり10〜15個の実をならすようにし、
それ以上実が付きそうであれば摘花や摘果する必要があります。

6.病害虫にやられた
キンカンには他の柑橘類と同様に病害虫が発生します。
特に、アゲハチョウの幼虫には注意が必要です。

アゲハチョウは、自分が生まれた柑橘系の木の葉を食べて大きくなります。
アゲハチョウの幼虫の食欲は旺盛で、
放っておくと葉を食べつくされ、枯れてしまう原因になります。

アゲハチョウの成虫が木の近くに飛んできていたら、
葉を注意深く観察しましょう。
卵や幼虫を見つけたら、できるだけ早く駆除しましょう。

■キンカンのわかりやすい育て方
・キンカンの育て方 庭植え|耐寒性が強く栽培しやすいです
・キンカンの育て方 鉢植え|実も花も楽しめ美味です
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