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スイカの雌花を見ると嬉しいです、念のため人工授粉します(2016年6月)


スイカの苗は、順調に育っているのに、
雄花は咲くけれど雌花が咲かないことがあります。

スイカの雌花が咲かない原因には、どのようなことがあるのでしょう? 


■スイカ 雌花が咲かない

1.親づるを摘芯していない
スイカは、本葉が5〜6枚くらい生えそろったころに親づるを摘芯し、
子づるが生えやすいようにする必要があります。
雌花は、親づるにはつきにくいという性質があるからです。

2.肥料の窒素成分が多い
スイカは肥料を与えすぎると、つるぼけといって、
つるばかりが勢いよく生長し、花が咲きにくい状態になります。

特に、窒素成分が多い肥料を与えていると、つるぼけになりやすくなります。
つるぼけになっているスイカは、つる先が元気よく立っていて、
葉が縦方向に長くなっています。

つるぼけは、元肥を施す段階から予防します。
元肥が過剰に入っていると、つるぼけを起こすので、
効き目が穏やかな有機肥料を1uあたり2〜3sを目安に施すようにします。

追肥は、結実した実が玉子ほどの大きさに育ってから施します。

すでにつるぼけになっているときは、肥料を与えずに様子を観察します。
余分な孫つるは摘み取って光合成を抑制します。

雌花が咲いたら、全ての花を結実させ、元気のよい実を1〜2個残して摘果します。


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ゴーヤのカーテンに這わせたスイカ(2016年6月)


3.水を与えすぎている
スイカはアフリカが原産の植物なので、
過剰に水分が多くてもつるぼけの状態になります。

病気の発生リスクも高くなります。
畑に地植えをしているときは、土が乾いた時にやる程度で十分です。
プランターでも、土が乾いているのを確認してから水を与えるようにします。


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このくらいの角度が、良い状態のつるです


4.雌花が咲く位置まで育っていない
スイカの雌花は咲く位置が決まっています。
最初の雌花は、7〜8節目に咲き、その後は5節くらいを目安に咲きます。
それまでは、雄花しか咲きませんので生長を待ちます。

5.天候に恵まれていない
スイカは、高温で乾燥した環境を好み、日照時間も必要とします。
天候不順な年は、気温が低く、必要な日照時間を確保できず、
スイカにとっては過湿気味になります。
株全体が発育不足になり、花の付きも悪くなります。


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2016年7月も甘くてシャキッとしたスイカが収穫できています


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