Illicium verum (2).jpg
スターアニス


スターアニスは、スパイスとして利用する果実が、
星形をしていて、香りはアニスと似ているため、
”スターアニス”と名付けられました。

日本名を大ウイキョウ(茴香)、
中国では八角と呼ばれています。

植物学的には、スターアニスとアニスは異なる品種に属しますが、
香り成分はアニスと同じ物です。

スターアニスとアニスの違いは、
スターアニスの方が香りが強く、味には苦みと渋みがあります。


Illicium verum (1).jpg
販売されているスターアニス


■スターアニスの効用

スターアニスは漢方にも利用されていて、
健胃、鎮痛、駈風、腹満、嘔吐、寒疝腹痛、
寒湿脚気等に効果があるとされています。

スターアニスの香りの主成分はアネトールやピネン、リモネン、
フェランドレンなどです。

このうちアネトールは含有量が最も多く、
スターアニスの香りを特徴付けている成分です。

アニスと香りが似ている事もあり、アニスにも豊富に含まれていて、
アニスと同様の効用が得られます。

アネトールには、胃腸の調子を整える働きや、
駆風(胃腸内のガスを排出させ圧迫感を除くこと)の働きがあります。

また、吐き気を抑えたり、腸の蠕動運動を刺激し、
便秘を改善する作用があるとされています。

さらに、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをするため、
ホルモン分泌の調整などにも利用され、更年期障害や月経痛の改善など、
女性特有の症状に用いられます。

香り成分のピネンには、神経の興奮を抑える働きがあり、
ストレスを和らげる効果があります。

同じく香り成分のリモネンは、
柑橘類の皮にも多く含まれている精油成分で、
甘酸っぱく爽やかな香りが特徴です。

リモネンには血行を促したり、代謝や消化活動を活発にしたり、
唾液の分泌を促進させる事により、消化を助ける働きや、
食欲増進作用もあります。
またピネン同様、リラックス効果もあります。

スターアニスに含まれているアネトールには、
女性ホルモン様の作用があるため、乳幼児や妊婦、
授乳中の方は摂取を控えた方がよいでしょう。


■スターアニスの利用法

スターアニスはスパイスとして利用されています。

中国では”八角”と呼ばれており、
スターアニスを加えれば中華料理になると言われるほど、
特有の香りが好まれ、よく利用されていています。

そのほか、粉末のスターアニスをコーヒーに入れてもおいしいです。

>>アニスの育て方|過湿に注意し水やりは控えめに
*スターアニスの栽培は、調査中です。
 カテゴリ
 タグ