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モモ、ジューシーで美味です


モモ(桃)は夏のわずかなシーズンにだけ、
味わうことができる果実です。

モモは果樹の中でも実がつきやすい方だと言われますが、
一向に実が付かないことがあります。

モモの実がならない原因には、
どのようなことが考えられるのでしょう。


■モモ 実がならない理由は?

1.花付きが悪い原因は?
モモの実がならない原因の一つに、
花芽が付かずに花が咲かないことが挙げられます。

モモの花付きが悪い原因は、
冬剪定の時に花芽を切り取ったことが考えられます。

モモの木は日当たりがとても大切で、
剪定を行わないと枝への日当たりが悪くなり、
花芽が付かない原因になります。

そのため、強剪定を行う必要があります。
強剪定は、花が咲き終わった後か冬に行いますが、
冬に行うと花芽を切り取ってしまうことが多いようです。

花芽が付く枝を見極める自信がない場合には、
剪定は花後に行った方が良いでしょう。

花芽が付かない原因に、日照不足と、
土壌の窒素成分が多すぎることも考えられます。


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摘果も必要ですね


2.実付きが悪い原因は?
モモの花が咲いたのに、実が付かないこともあります。
この時に一番原因として考えられるのが、
雌しべが受粉できなかったということです。

モモは品種によって、花に雌しべと雄しべがある完全花が咲くものと、
雄しべが退化してしまっている花が多く咲く品種とがあります。

白モモ系は雄しべが退化している花が多く咲きます。
このような品種では、雄しべの多い品種をそばに置くか、
人工授粉させる必要があります。

木に元気がなくても、実付きが悪くなる原因になります。
モモの栽培では、収穫が終わってから与えるお礼肥えが必要です。

お礼肥えが足りないと、木が栄養不足になり、
冬季に冷害に合いやすくなります。

冷害にあった木は、雌しべが役割を果たせなくなってしまい、
実をつけることができなくなります。


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実が大きくならない理由は?


3.実が大きくならない原因は?
実が大きくならないときには、まず品種を確認しましょう。
モモには、食用のものと観賞用のものとがあります。

美しい花を咲かせたのにもかかわらず、
実がピンポン玉くらいの大きさにしかならず、
ピンク色に熟さないのなら、観賞用である可能性が高いでしょう。

食用のモモの木で、実が大きくならない原因は、実のなりすぎです。
モモはたくさんかわいい花を咲かせますが、そのすべてが実になり、
生長すると栄養分が足りなくて実が大きく育つことができません。

大きくておいしいモモの実を育てるためには、
蕾を取り除く摘蕾や、花を摘み取る摘花、実を取り除く摘果が必要です。
葉15枚に1個の割合で実がなるように調節していきます。 


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落ちてしまうのは何故でしょう?


4.実が落ちる原因は?
モモの実がなったのに、生長する前に落ちてしまうことがあります。
受粉をしていない実は自然に落果してしまいます。

また、実が大きくなる途中で栄養不足に陥ると、
実が大きくなれずに落ちてしまいます。

単純に肥料不足であることもありますが、
新梢と実が栄養分を取り合い実に栄養が行かないことも考えられます。

■モモのわかりやすい育て方
・モモの育て方 庭植え|水はけと通気性のよい土を
・モモの育て方 鉢植え|根が詰まりやすいので浅植えに
・モモをおいしく育てるコツ
・モモ 自家受粉できる品種は?
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