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モモの花が咲かないとがっかりです


モモ(桃)の栽培は難しいと思われがちですが、
モモは生長が早く、他の果樹よりも早く収穫を楽しむことができます。


■モモ 花が咲かない理由は?

モモの木の葉はたくさん茂っているのに花芽がつかない……。
モモの花が咲かない理由は、どんなことが考えられるでしょうか?

1.剪定の時期を間違えた
モモの花が咲かない理由の多くは、
剪定で花芽を切り落としてしまったということです。

モモの剪定には、樹形を整える強剪定と、
徒長枝を切り落とす剪定があります。

モモの花芽はその年に伸びた枝につくという習性があります。
新梢がしっかりと茂るように、細くて弱々しい枝や、
伸びすぎている枝を切り落とし、新しい枝が伸びやすいようにします。

強剪定は、花の終わった時期か、12月〜2月に行います。
冬の剪定では、花芽を見逃してしまい、切り落とすことがあります。

強剪定を行うのであれば、
花が咲き終わった時期が一番失敗が少ないでしょう。

2.肥料の配合が偏っている
モモを植えている土壌が窒素過多になっていると、
枝ばかりが伸びてしまって花芽が付きにくくなります。

普段から窒素成分を多く含む肥料を与えすぎないようにしましょう。

葉ばかりが元気で花が咲かないときは、
リン酸やカリウムを多めに施すとよいでしょう。

モモの肥料としては、
12月に元肥として牛糞などの有機肥料を施します。

モモは追肥もとても大切です。
追肥は3月と9月に即効性の肥料を施します。


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木が生長していないと花も実もつきません


3.木が充実してない
モモの木は生長が早い果樹で、
他の果樹に比べて植え付けから収穫までの期間が短く、
品種によっては植え付けの翌年に収穫できるものもあります。

モモの木は、木が充分に充実するまでは、
花が咲きにくいという習性があります。

植え付けてまだそれほど経っていないのであれば、
木がまだ成長をしている途中だと考えてよいでしょう。

4.日照不足である
モモは果樹の中でも日照不足に敏感です。
植えた場所の日当たりが悪かったり、
鉢のおき場所が日照不足だと、花芽が付きにくくなります。

日当たりをよす来るためには剪定もとても大切です。
せっかく日当たりのよいところに植えてあっても、
枝が込み入って日陰を作ってしまうと、花芽が付かない原因になります。


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コスカシバの成虫


5.病害虫が原因
モモの木は樹勢が悪くなると花芽が付きにくくなります。
樹勢を衰えさせる原因に、病害虫による被害が考えられます。

モモの病害虫にはいろいろなものがありますが、
その中でも、コスカシバの幼虫の被害が深刻です。

コスカシバは木の皮の中に入り込み、
木の中を食い荒らし、木を弱らせてしまいます。

コスカシバは、取りついた木の表面に糞を残すので、
見つけるのは比較的簡単です。

糞の付いた幹を、木槌などでたたいて退治することもできますが、
かえって木をいためてしまうこともあるので注意が必要です。

8月〜9月がもっとも発生が多いので、
この時期に薬剤を散布するとよいでしょう。

■モモのわかりやすい育て方
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