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クローブ、丁子と言われると聞いたことがありますね


クローブはあまり馴染みのないスパイスかもしれませんが、
和名では丁子(ちょうじ)といいます。

実は奈良時代から用いられてきた歴史の古い香辛料で、
源氏物語にも丁子の記述があります。

漢方薬としても利用されています。


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クローブの木


■クローブの効用

◎オイゲノール
クローブの香りの主成分は、オイゲノールという成分で、
抗菌や消毒、鎮痛作用が期待できます。
クローブの鎮痛作用は、特に歯痛や歯肉炎に効くと言われています。

さらに、消化機能を促進したり、身体を温めたり、
健胃作用、消化不良や嘔吐、下痢を抑える作用、
などがあるとされています。

科学的にも、マウスやウサギによる鎮痛効果や、
結核菌の発育阻止などが報告されています。

また、抗酸化作用もあり、酸素ラジカル吸収能で、
No.1を誇るほどの強さで、活性酸素を強力に消去してくれます。


■クローブの利用法

クローブは非常に香りが強く、
しかも好き嫌いが分かれる香りのため、使い方には注意します。

クローブはハンバーグなどの肉料理や、
クッキーやサブレなどの焼き菓子によく利用されます。


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ハンバーグに少し入れると美味です


バニラの香りを強める働きがあるため、
特にバニラエッセンスを用いた焼き菓子に使用するとよいでしょう。

クローブの香りが苦手な方も、
焼き菓子や、肉の臭みを消す目的でごく少量を用いる程度ならば、
香りが気にならないと思います。

クローブは、そのものの香りが強すぎて苦手な方が多いのですが、
香り自体は日本人に好まれる香りをしていて、
ソース類やケチャップ、カレールーなどに、
必ずといっていいほど配合されています。

"極少量"を心がければ、意外と汎用性の高いスパイスです。

クローブには消化促進や、口の中をさっぱりとさせる効果があるため、
食後のティーにお勧めです。

ただし、クローブ単体のティーでは、
クローブの香りが前面に出過ぎて飲みにくいので、
お好みのハーブティーにクローブを少量加えるのがポイントです。

食品以外の利用法としては、ゴキブリ対策があります。
ゴキブリは、クローブの香りを忌避するため、

クローブエッセンスをゴキブリの良く出る場所にまいておくと、
ゴキブリが出にくくなります。

クローブには抗菌作用や鎮痛作用があるため、
クローブエッセンスを切り傷などの怪我や、関節炎、
歯の痛みなどにも使用できます。
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