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袋かけをしないと?


モモ(桃)のみずみずしく甘い風味は、
他の果実ではなかなか味わえないおいしさです。

モモの本当のおいしさを味わうのなら、
やはり枝の付いた状態で完全に熟したものに限りますね。

病害虫が付きやすく、栽培に手間はかかりますが、
モモのおいしさを味わうためなら、多少の手間は苦になりません。


■モモ 袋かけは必要?

果樹園などで見かけるモモには袋がかかっています。

袋をかけずに直接日光が当たったほうが、
おいしい果実ができるような気がしますが、
どうして袋をかけるのでしょうか?


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家庭果樹では、袋かけをしないで育てたいですね


1.モモの果実に袋をかける理由は?
・果実を強い風や日差しから守り、実が割れたり傷が付いたりするのを防ぐ。
・病害虫から果実を守り、農薬散布を行う回数を減らす。
・袋かけ作業によって確実に摘果を行い木に適した収穫量を確保する。
・果実の葉緑素を退化させることによって、実の色をよくする。

モモの果実に袋をかけない方が、
日光がしっかりと果実に当り、実の糖度が上がります。

ビタミンCなどの栄養分も、
袋をかけないで熟した果実の方が多くなります。

しかし、農薬散布の回数が多くなると、
健康への影響が心配ですね。

2.袋をかける時期は?
袋かけは、開花後40日から50日に行います。

白モモは早く袋をかけると落果しやすいため、
50日から60日に袋かけを行います。

袋には、一重のものと二重のものとがあります。
二重のものは、外側の袋を引っ張るだけでよいので、
収穫作業がとても楽になります。

袋かけを行うときは、
生育の良いものとそうでないものとを見分け、
摘果しながら行うと効率的です。

3.袋をかけないで育てる方法は?
家庭でモモを栽培するのなら、
樹上で完熟させた甘い果実を味わいたいですね。

できることであれば、袋をかけず、
しっかりと陽に当たって完熟した実を食べてみたいものですね。

袋をかけないでモモを栽培するのには、
品種選びがポイントになります。

日川白鳳、さおとめ、ちよひめは早生で収穫までの時期が短いため、
病害虫の被害が少なく、袋なしの無体栽培(むたいさいばい)を、
成功させやすい品種です。


■モモのわかりやすい育て方

・モモの育て方 庭植え|水はけと通気性のよい土を
・モモの育て方 鉢植え|根が詰まりやすいので浅植えに
・モモをおいしく育てるコツ
・モモ 自家受粉できる品種は?
・モモの用土は?
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